検索窓
今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:27,580 hit

現実逃避9 ページ13

Aside

さとみは安心したのかそのまま眠ってしまった。おやすみなさい。さとみ。

さすがに部屋の前で寝るのはまずいのでベッドに連れてくことにした。

う-ん…どう運ぼうかな…そうして考えついたのはお姫様抱っこ()

『し,失礼しま-す…』

そう言ってそっと持ち上げる。普通に考えたら逆じゃんこれ()

持ち上げるとさとみはすっごく軽かった。まるで紙みたいに薄っぺらい。

『え?これご飯食べてる?ダイエットとかしてんじゃね?軽…』

そう言ってベッドにつれてって毛布をかけてあげた。

さとみは涙のあとがあるが寝ている表情は可愛らしい。私はクスッと笑って部屋を後にした。

さとみside

俺はなぜか持ち上げられた感覚があり,目を覚ました。

うっすらと目を開けてみるとねーちゃんが俺のことをお姫様抱っこしてた。普通に考えたら逆だろこれ()

だけどこの状態が嬉しくてずっと続いてほしくて目は開けなかった。ごめん。ねーちゃん。このままでいさせて。

そう心の中で言っているとねーちゃんの独り言が聞こえた。

『え?これご飯食べてる?ダイエットとかしてんじゃね?軽…』

ご飯食べてるよ。1日3食プロテインだけど()

筋肉つけようと頑張ってんの。ねーちゃんを守れるために_

ねーちゃんは俺をベッドに運ぶとクスッと笑って出ていった。

兄弟としても恋愛としても大好きなんだよ。ねーちゃんのこと。

気づかないだろうけど…いつか気づいて欲しい…なーんて。

そう思いながら再び眠りについた。

ころんside

この日はさとみくんとA先輩のこと考えすぎて授業に集中できなかった。

仲直り…できたかな…?

帰ったらすぐにさとみくん家に行こう。そう決めた。

そして現在。さとみくんの家の前にいる。ピンポーン。チャイムを鳴らす。

ガチャ。出てきたのはA先輩だった。

こ「A先輩!仲直りできました?」

『うん!ころんくんありがとね!』

こ「いえ!良かったです!あ,さとみくんのお見舞いにきました!」

『あ,ありがとう!入って!』

こ「お邪魔します〜!」

そう言ってさとみくん家に入る。いつ来ても綺麗だなぁ…そう思いながらさとみくんの部屋に行く。

『さとみぃ〜ころんくんだよ〜』

A先輩がそう言った。

さ「ころん!?あ,入って」

こ「は-い」

そう言って部屋に入る。元気そうで安心した。

さ「あのさころん…」

こ「ん?」

さ「やっぱ好きだわ。ね-ちゃんのこと。」

こ「お…おう…?」

続く

新作…書くか…?(え)

定番化してきた宣伝こーなー→←宣伝!



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (91 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
158人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

海月(プロフ) - むつき。さん» ハハッ☆ (2021年11月1日 20時) (レス) id: 99768c7735 (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 海月さん» ハハッ☆ (2021年11月1日 19時) (レス) id: da60582d52 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - むつき。さん» 私だ☆あたおかは私だけでじゅーぶんさ☆ (2021年11月1日 19時) (レス) id: 99768c7735 (このIDを非表示/違反報告)
むつき。(プロフ) - 海月さん» あーしが一番やっべぇんだ☆ (2021年11月1日 17時) (レス) id: da60582d52 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - むつき。さん» かっこいいでしょ!?!?!?!?!?愛してr(((大丈夫こいつが一番やばい (2021年11月1日 7時) (レス) id: 99768c7735 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:羽花 x他1人 | 作成日時:2021年8月17日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。