弟の顔面偏差値高すぎるんで現実逃避してきます。【桃】

ぷろろーぐっ！ ページ1

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弟と近くのお店に行き、弟の周りには人がたーくさん。

即席サイン会。即席握手会。今までやってきたのを数えたらきりがない。

陰キャの私はいつも隠れる。

全く…私のさとみに手を出しやがって…

さ「ねーちゃん!終わったよー!」

おい，大きな声で叫ぶな。

あ，皆見てる。

え，なんかヒソヒソと私見て話してる人いるんだけど

怖。え，

どーせ「さとみくんとあの子が姉弟!?ありえない」とか言ってるんでしょ?

神様。私は何か悪いことをしたでしょうか。

辛いです。今すぐこの場から逃げたいです。

神様。私短冊に目立ちませんようにって書いたばっかりなんです。

助けて下さい。

『さとみぃ。お姉ちゃん現実逃避していい?』

さ「ねーちゃん現実逃避の意味分かってる?」

『クレーンゲームで人形取ってもらうこと。』

さ「何いってんの」

結局クレーンゲームで人形取ってもらいましたとさ。

おーしまい。

…じゃないよ？((

『さとみの可愛さを全人類に伝えてからこの作品終わらせて。』

作者「えぇ…」

さ「いや、ねーちゃんの可愛さを全人類に伝えてからこの作品終わらせて」

作者「えぇ…」

これは，姉依存症の弟と弟依存症の姉の話である。

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