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16. ページ16
「で？」
「は？」
「学校、行ってんのやろ？」
さいきん〜と彼はふわふわ笑う。
いつの間にか恒例になった晩御飯会。
「まあ、普通、だけど。」
「頭ええんやからちゃんと勉強して大学行ったらええねん。」
「それとも、なんや。ニートか。」
ニート、嫌やでぇ？と彼は爆笑する。
自分の未来に、希望も、絶望もない。
ただ自分は毎日をなんとなく過ごして、
なんとなく人生が終わるんだろうって思ってた。
「どうやって生きれば人生正解なんだろう。」
「正解なんて野暮な事考えるからいけんのや。」
「どう進んだらいいのかわかんない。」
「どこをどう進もうが、努力しようがしまいが、お前がそうと決めたんならそうなんや。正解とかそんなん人生にはないやろ？」
確かに、言っていることは正しい、けれど。
それでも、進み方がわからない。人生の糧、とかさ。
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一波(プロフ) - 作者さんのペースで書いてください(^^)更新楽しみにしてます(^^) (2018年6月13日 13時) (
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作者名：餡子 | 作成日時：2017年4月11日 23時
