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11. ページ11
「まだ先生やってたなんて、思わんかった。」
そう口先だけでは言ったけれど、きっとシゲは俺が先生をやめないことぐらい知ってる。
天職だ、そう思った。辛いけれどやりがいがあって。
若いし、なかなか人気あるし、やはり楽しい。
生徒の成長を見守ることは、自分も成長することなんだ。
シゲとは幼なじみで、彼の家庭はあまり良い家庭ではなかったから良く世話をしていた。
彼は高校を出てすぐ就職したけれど、まさかこんなところにいたなんて。
「俺、お隣さんやねん。」
鈴木さんと。と付け足す彼は、昔から主語を付けて話す癖がない。
「年、近いしさ。よく一緒に飯と食ってる。」
それだけだよ、と彼は言いたいらしいが、納得はできない。
シゲがそんなアホなことするやつとは思ってないけれど。
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一波(プロフ) - 作者さんのペースで書いてください(^^)更新楽しみにしてます(^^) (2018年6月13日 13時) (レス) id: 67846066e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:餡子 | 作成日時:2017年4月11日 23時