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7* ページ8

渡辺side

涼太の様子が気になって、たくさんのJr.候補生がいるレッスン室に顔を出すと
ある1人の女の子が目に入った。

『マジかよ...
女の子がいるし』

この事務所は正直言って女の子を受けれるような事務所じゃない。

男しかいないし。

それに絶対ファンからのイジメにあうことは目に見えて分かっていること。

今は涼太がいるからレッスンに集中してるけど、
休憩時間になったら絶対Jr.候補生たちの標的になる。

彼女は大丈夫なんだろうか。


休憩時間になり、涼太が俺がいるレッスン室にきた。

『涼太、気になる子いた?』

舘「んー、あの女の子が気になるかな...(笑)」

『やっぱり?(笑)』

舘「うん。 あの子だけダンスのレベルが違う気がする。」

そう話していると、隣のレッスン室が騒がしくなった。

俺と涼太は目を合わせ、レッスン室の様子を見に行くことにした。


レッスン室に着くと、他の候補生に囲まれて涙目の彼女がいた。

舘「どうした?」

『何があった?』

心配になり声をかけた。

すると

「だ、大丈夫です...」

と声を震わせながらこう言った。

いや、説得力ないし(笑)

『大丈夫なわけないだろ?(笑)
隣で話聞くからおいで』

彼女は俺がこんなこというなんて思わなかったのだろう。

少し戸惑いながらも頷いた。

舘「翔太、任せてもいいか?」

正直、ちょっと面倒くさい。

でも、彼女が少しでもここに慣れてくれるように
そう願いながら引き受けた。

彼女の名前を聞くと震えながら

「雪弥です。 雪弥A」

それからこの事務所に入った経緯とかを聞いた。

...俺と同じだった。

俺も母親に連れてこられた場所がオーディション会場だったから。

それで、ようやく本題に切り出すことにした。

Aは

「対したことは言われてないですよ」

と言ってたが、言われてないなら涙目にはならないはずだ。

俺は強引だが、聞き出した。

全て話してくれた。

まぁ、そうじゃないかなとは思っていたけどね(笑)

彼女のことを、Aのことを応援しようと決めた。

...涼太と2人で(笑)

俺はすぐに涼太を呼びにいき、Aのことを応援したいことを伝えた。

涼太は驚いていたが、すぐに俺に賛同してくれた。

悪い子じゃなさそうだし、陰口とか言われてたら守ってあげればいいだけだし。

俺は涼太と一緒にAのこと面倒みることを決めた。

これからたくさん辛いことがあるかもしれないけど、一緒に乗り越えることが出来たらいいな。

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??ゆんゆん??(プロフ) - 澪さん» 初めまして!!読んでいただきありがとうございます!!作者自身がゆり組担だからですかね(笑)少しずつではありますが書き進めておりますので、気長にお待ちください!! (2019年11月18日 19時) (レス) id: fbbb83f18c (このIDを非表示/違反報告)
- 初めまして!SnowMan関連小説にあったので来ました!ひーくんとふっかは女子がいるの反対なんですねだてさまや翔太くんとかの方が反対するっぽいのに。これからも楽しみにしてます!ゆんゆんさんのペースでいいので頑張ってください! (2019年11月18日 17時) (レス) id: 1546ba87f7 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - SnowMan大好きです最高です亮平くんと涼太君と翔太くん寄りのオール担当です気温の変化が激しいので気を付けて更新大変だと思いますが頑張ってくださいね応援してます (2019年10月16日 13時) (レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆんゆん x他1人 | 作成日時:2019年1月1日 12時

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