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「そっかぁ、へー...」
『...っ』
「...して欲しいんだ?キス。」
『...い、意地悪』
自分の中の羞恥心が雁字搦めになって葛藤する。
もう目なんか合わせたく無かった。
合わせてしまったらきっと、意図も簡単に切れ長の瞳に呑み込まれてしまうから。
自らが望んで始めたことなのに、彼の手のひらで簡単に転がされている現状が悔しくて悔しくて堪らない。
...でも、
...だけど、
だったらどうするか。
答えはただ一つ。
欲しい答えを手に入れる為には、
(......彼に身を委ねて、ゆっくりと目を閉じるだけ。)
『...ん、』
ゆっくりと、それでいて噛みつくように斜めに重なり合う唇。
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aki(プロフ) - aichさん» ありがとうございます!^ ^ そう言って頂けて本当に嬉しい!あのお話は伊沢さんにおんぶされたい願望を爆発させたものです!少しでもaichさんの心に響いたのなら、これほど嬉しいことはありません!本当にありがとうございます^ ^ (2019年3月12日 13時) (レス) id: 47898df90d (このIDを非表示/違反報告)
aich(プロフ) - とっっっても素敵でした。3連休デートのお話で、伊沢さんが夢主ちゃんをおんぶしながら考える回がとっても感動して泣けました(語彙力) (2019年3月11日 21時) (レス) id: 256f7a3088 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:aki | 作成日時:2019年3月6日 9時