人気者のあの子はヴァンパイア 2 (ページ6)

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56 ググside ページ6

[先輩から誘われる甘い匂いはダニエル先輩のなんですよね？]

ヌナ:先輩？ダニエルがやっちゃった○○ちゃん？

[その言い方辞めてくださいよー。]

ヌナ:○○ちゃんは2人を繋げた子なのね。でも、甘い血を持ってるんでしょ？

『うん。でも、甘い匂いがだんだん薄れてきてる』

ヌナ:だ！か！ら！ググくんが○○ちゃんと接触したからでしょ？

『あ、あぁ(言わなきゃ良かった)』

ヌナ:どんぐらいした？

[ぅえ？！あ、いや､､､結構､､､]

ヌナ:そのまま続ければ○○ちゃんの甘い血も完全に消えてくわ

[わ、わかりました♪]

ヌナ:やけに嬉しそうね(笑)で、ダニエルも唇を触れ合うことで守れる。でもそのガードにはググくんは負けると。そーなるとググくんからダニエルの順番でキスをしたら完全に○○ちゃんを守れる

『なにそれ』

ヌナ:2人には複雑よね～○○ちゃん自身も分からないけど

[複雑ってなにが、、]

ヌナ:2人とも○○ちゃんが好きなんでしょ？

『！？』[！？]

ヌナ:バレバレだわ。能力も知らないままキスするかって。

そして、ヌナはまた積み上がった資料の中を探り始めた

ヌナ:この未知だった人物がググくんってことね

[どーゆーことですか？]

ヌナ:他のヴァンパイアたちから強力な力を持ってそうなヴァンパイアがいるって聞いたから

[僕がですか？(笑)]

ヌナ:悪い奴からしたら敵だけど救世主でもあるから他の奴らからしたら近づけないのよ。ダニエルは特殊な能力だから別だけど。ダニエルも実験台として追われてるけどググくんの方が人間に最も近いから実験台にするには大きな価値があるわ。でも力があるから近づけないって感じかな

『嫌味言われてるのか？』

この数時間で多くのことを知った

ヌナ:○○ちゃんとはよくいるの？

[はい。結構一緒にいます]

ヌナ:○○ちゃんにとってはググくんが守護神だったってこと

『あぁ、俺がガードを作らなくても大丈夫だったのジョングクのおかげってことか』

[一緒にいるだけで○○先輩を守れてたってことですか？]

ヌナ:いえす。まあ幸いに2人が○○ちゃんを好きになったことで○○ちゃんはめちゃくちゃ守られてるってことね。まあ家が1番のガードだけどね

[ヴァンパイアに家に入られることとかありますよね？]

ヌナ:ヴァンパイアの血を持ったことで家が1番のガードとなるの。だから○○ちゃんは家にいるのが1番。今も安心してられるってこと