【刀剣乱舞】い,じめられっ子の本丸生活

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山姥切side


細谷とか言う政府のやつに連れられ本丸にやってきた。

しかし、大広間に寝ている奴がいた。

おそらくこの本丸の審神者だろう。

すやすや寝ている。

このままでは風邪を引いてしまう。

しかし布団などのかけるものがどこにあるかなんて知らない。

周りを見渡してふと思った。

自分は何を今かけてる。

布だ。

薄いが何もかけないよりはマシだろう。

布を外すのには抵抗があったが、俺の主でもあるし風邪を引かれても困るので布を外した。

そして上からそっとかける。

まだ起きなさそうだし本丸を見ておくか。

その後本丸を見てある程度の場所は理解した。

あとは...審神者部屋か。

勝手に入っても大丈夫だろう。

まぁ大広間で寝ていたしまだ何もしてないだろう。

階段を上って部屋の襖を開ける。

普通の部屋といった感じだ。

部屋の窓から見えた夕日でもう日が暮れそうなことに気がついた。

いつの間にかそんな時間になっていたのか。

襖を閉める。

まだ部屋には何もない。

いや、机と棚はあるが何も置いてない。

まぁ来たばかりだしそうだろう。

さて...そろそろ部屋から出るか。

ここは審神者部屋だからな。

俺の部屋ではない。

襖を開ける。

目の前に人がいた。

『あ...あの...』

大広間で寝ていた奴だ。

山姥切「...あんた、起きたのか」

『え...えと...』

同様している。

話すのが苦手なのか。

『あっ...これ！あっありがとうございます！かけてくださったのですよね...！』

布を渡してきた。

山姥切「あぁ...」

受け取ってすぐに被る。

なんとなく落ち着く。

山姥切「...あんたがここの本丸の主か？」

『はっはい...！』

やはり主で間違いないようだ。

山姥切「山姥切国広だ」

『はっはい！私の...えと...初期刀ですよね？』

山姥切「細谷とか言うやつがそう言ってたな」

大体のことは細谷に教えてもらった。

『よっよろしくお願いします...えと...山姥切さん』

何故か敬語を使ってきた。

山姥切「...あんた、いや、主。主は俺の主なんだ、敬語は使わなくても...」

『しょっ...初対面の人には...敬語を使ってしまうんです...あまりタメ口で話したことなくて...』

...見た目からして弱気な感じがする。

山姥切「...主、審神者になる前なにかあったのか？」

『いっいえ！何も無いです...！』

山姥切「そ...そうか...」

心配かけないようにしてるのか...？

その後、さん付けはやめて欲しいと言ったら辞めてくれた。

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