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夕方。
堀川と話していたら時間はあっという間に過ぎていた。
すると出陣から帰ってきたみんなの声が聞こえた気がした。
『あっ、みんなが帰ってきましたね』
堀川「何も聞こえませんでしたけど...?」
確かめるために二人で転送装置の場所に移動する。
やはりみんなが帰ってきていた。
『みなさんおかえりなさい』
堀川「ほんとに帰ってきてた...。皆さんお疲れ様です!」
私は山姥切に近寄っていく。
『みなさん大丈夫そうですね』
山姥切「あぁ、それと...」
「ここがほんまるですかー!ひろいです!」
聞いたことのない声が聞こえた。
山姥切「今剣、こっちだ」
今剣と呼ばれた子は私の方にやってきた。
天狗のようなバランス感覚抜群の男の子。
今剣「ぼくは、今剣!よしつねこうのまもりがたななんですよ!どうだ、すごいでしょう!」
えっへんと胸を張りながら自慢する今剣。
またこの本丸が明るくなるな。
『この本丸の審神者です、よろしくお願いしますね、えっと...今剣...って呼んでもいいですか?』
今剣「はい!よろしくおねがいします!あるじさん!」
みんな怪我もなしで帰ってこれたし今回も無事に時間遡行軍を殲滅したということでいいだろう。
『みなさん、あとは自由に過ごしていてください、夕餉は私が作ります!』
長谷部「いや、俺が...」
『長谷部も出陣して疲れてると思いますし...朝餉も昼餉も頼んでしまったので今日の夕餉は私が作ります!』
長谷部はしぶしぶ納得してくれた。
山姥切は私に何を言っても無駄だと分かっているのか何も言わなかった。
堀川「なら、僕もお手伝いします!まだ人の身にあまり慣れてないので細かいことは出来るか分かりませんが...、けどお手伝いなら任せてください!」
『なら手伝ってもらいますね、堀川でも出来ることはあるので大丈夫です!』
とりあえず今剣は本丸案内をしなくては。
『えっと...今剣は本丸案内を...誰にしよう...』
すると薬研が手を挙げた。
薬研「なら俺っちがやるぜ、小夜も一緒にどうだ?」
小夜「えっと...僕でいいなら...」
小夜ちゃんもやってくれるようだ。
2人なら他の子よりは本丸をほとんど把握出来ているだろう。
『じゃあ今剣、薬研と小夜ちゃんに本丸案内をしてもらって下さい』
今剣「わかりました!」
この後は何事もなく一日を終えた。
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ぴぴ(プロフ) - あるとさん» 確かに考えれば小夜ちゃんはですます使いませんねぇ〜、これからは気をつけたいと思います!のちのち既に書いてある小夜ちゃんのセリフは小夜ちゃんっぽくしておこうと思います!ご指摘ありがとうございました! (2018年9月28日 19時) (レス) id: f1ef0d5a05 (このIDを非表示/違反報告)
あると - なんか小夜ちゃんに違和感があります。小夜ちゃんは言葉は丁寧だけどデスマスは使わない気が・・・ (2018年9月26日 12時) (レス) id: 5d22dbc181 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - 笠薙さん» そうなんですか!?まぁ...この本丸の薬研は鯰尾と呼ぶことに(( でも指摘ありがとうございます! (2018年8月15日 15時) (レス) id: f1ef0d5a05 (このIDを非表示/違反報告)
笠薙 - 薬研は、鯰尾をずお兄と読んでますよ (2018年8月15日 13時) (レス) id: eeb1267270 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴ(プロフ) - 夜神さん» 夜神さんはじめまして!いつも見てくださりありがとうございます!テスト終わったら即作ります!待っていてください! (2018年5月19日 11時) (レス) id: f1ef0d5a05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴ x他1人 | 作成日時:2018年3月9日 15時