【刀剣乱舞】い,じめられっ子の本丸生活

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みんなには出陣させて人数的に一人出陣出来ないので、来たばかりの堀川と話すために堀川を留守番にさせた。
　
堀川「主さん、お茶しませんか？」
　
堀川から話しかけてくれた。
　

堀川「兄弟は主さんの初期刀なんですってね！兄弟が自慢げに言ってました」
　
『自慢げに...？』
　
初期刀というのは自慢げに話せるものなのかな...？
　
堀川「はい！主さんの一番はじめの刀に選ばれたことが嬉しかったみたいです」
　
なるほど。
　
付き合いが一番長い刀剣男士になるから...確かに自慢げに話せるかもしれない。
　
堀川「兄弟に本丸案内してもらった時他の刀に挨拶もしたんですけど皆さん主さんがほんとに大好きなんですね」
　
『...そうなんですか？』
　
堀川「主さんのいい所をたくさん教えてもらえましたよ」
　
いつの間に...。
　
でもすごく嬉しい。
　
みんながそんなふうに思ってくれてるなら私はもっと頑張れる気がする。
　
これからも頑張ろうと心の中で決意する。
　
『みんながそう思ってるなら嬉しいです』
　
堀川「兄弟も負けじと言ってましたよ、長谷部さんと言い合いみたいになってました」
　
なんか逆に照れてきた。
　
そんなにいい所ないと思うけど...。
　
堀川「僕も負けないように主さんの良いところたくさん探しますね！」
　
『宣言するんですか...！？』
　
堀川「冗談ですよ、けど何もしなくとも主さんはいい人なのが伝わってきます。それだけでももう良いところは見つけたようなものですよ」
　
なんか堀川は私より大人っぽい気がする...。
　
しっかりしてるんだなぁ。
　
『自分ではいいところもそんなにあるとは思えないですけど...』
　
堀川「自分じゃ気づかないものですよ」
　
確かに考えてみれば、山姥切も時たまに写しを気にしているけどそれに負けないくらいいいところがあるのは伝えなくては気づかない。
　
やはり伝えることは大事だな。

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