【刀剣乱舞】い,じめられっ子の本丸生活

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今は夕餉の準備をしている。

『ところで山姥切って池の存在知ってましたか？』

山姥切「池...？」

山姥切もどうやら知らなかったみたいだ。

...待てよ...じゃあ薬研の本丸案内って...してない...？

しまった...そうか、来てすぐ草むしり手伝ってもらったから...。

...本丸案内されてないのに本丸案内してるということは薬研は本丸の構造をすぐに理解したということになる。

薬研...すごいな。

『本丸案内していたら愛染が見つけたんです。霊力で綺麗にしました』

山姥切「大丈夫か？」

『池ですか？池なら綺麗な水に...』

山姥切「違う、主は大丈夫なのか？」

私？

あっ霊力を使ったから心配しているという事か。

『私は大丈夫です。こんのすけ曰く、私は霊力が他より多いらしいのです。疲れたのは雑草を全部抜いた時くらいです。それでも少ししか疲労感は感じませんでしたが...』

山姥切「なら、いい」

ほっとしたのか山姥切は少しだけ微笑んだ。

気がした。

愛染「主さん！魚どうなった？」

『あっ政府に頼んだら用意してくださるそうです』

細谷さんに聞いたところ問題ないとの事。

さらに持ってきてくれるそう。

鯉をどうやって持ってくるのかと聞けば転送するらしい。

なんでもありだなと思ったけど気にしないでおこう。

愛染「やった！」

愛染は喜んだ。

なんかこう...無邪気な感じがかわいらしい。

この本丸が明るくなることは喜ばしいことである。

山姥切は味噌汁を作っているがだいぶ慣れたよう。

成長していってる証拠である。

この本丸もどんどん成長していくだろうな...。

なら私もさらに頑張るべきであろう。

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