【刀剣乱舞】い,じめられっ子の本丸生活

1 ページ2

バッシャァン

バケツの水をかけられる。

「アハハっ寒そーw」

「うわーやりすぎでしょーw」

そう言いながら去っていく。

べつにあとは家に帰るだけなので問題は無いのだが怒られる。

そう、私はい,じめられっ子。

理由は暗いからとか気持ち悪いからとかよく分からないがとにかくい,じめられている。

学校の先生は気づいていない。

訴えても信じてくれない。

先生なんてあてにならない。

い,じめは良くないとか言うがその割には自分は何もしてないじゃないかと思うが思ったところでストップだ。

言ったところで無駄なのだから。

新しい制服を出して着替える。

また洗濯しなくては...。

そんなことを思いながら着替え終わる。

家族に相談なんて出来ない。

家族にもいらない子と言われてるのだから。

正門を出てとぼとぼ家に帰る。

前は我慢できた。

優しくしてくれた兄がいたから。

でももういない。

交通事故で亡くなった。

今だって我慢している。

それでも辛くて、涙が溢れ出てくる。

そんな時がある。

このまま一生こんなふうに過ごすのはいやだな。

とは思いつつもどうすればいいのかは分からない。

どうしようもない気がした。

家について玄関のドアを開ける。

『...ただいま......？』

見慣れない靴があった。

お客さんでも来ているのだろうか。

するとお母さんが来た。

母「早くしないさい！あんたのお客よ」

私の...？

一体誰なのだろうか。

あんな靴持ってる人知り合いにいない。

まさか私捨てられるとか...。

ありうる。

そっと顔を覗かせる。

そこにはスーツを着た男の人がいた。

2→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す