245 ページ45
.
風磨「ただいまぁー」
あ…！
風磨くんだ…！！
「おかえりっ！」
風磨「あぁー疲れたぁぁぁぁ」
ぎゅうっと抱きしめてくれた。
「ふふ、夜ご飯あるよ！食べよ！」
風磨「めっちゃ腹減ってんだよね、やばいAの飯とか嬉しすぎる」
部屋に入って テーブルの上に並べられたご飯たちを見せれば 分かりやすく目を輝かせて口角が上がる風磨くん
かわいい…！
すごいねぇぇぇぇって禿げるんじゃないかってくらい頭撫でられました…笑
風磨「やば、美味そう。早く食べたい」
「手洗ってね〜、あ！飲み物取ってくる！」
風磨くんが洗面所で手を洗っている間に 冷蔵庫からお茶のペットボトルを取り出して 2人分コップに注いでいく。
あれ……
待って……
なんか、視界がぼやけて、みえる……
やばい…、
がしゃん、
急に足に力が入らなくなって 体勢を崩した。
コップが倒れて 床にお茶が溢れる。
拭かないと…
よかった…
コップガラスじゃなくて…
そんな呑気なことを考えた。
風磨「A…！？」
「あぁ……ふうま、くん…」
風磨「ちょ、どうした！」
「ごめん…今、片付ける」
手洗い終わった風磨くんがこっちに戻ってきたんだ…
しっかりしないと、
立ち上がろうとした瞬間 風磨くんに抑えられて ふわっと持ち上げられた。
お姫様抱っこみたいに…
風磨くん いつも軽々やってくれるけど、私 重くないかな。
風磨「A、体調悪いんだろ。」
「ぇ…いや、そんな…」
風磨「顔色めちゃくちゃ悪い」
そのままベッドに運ばれた。
あぁ…
夜ご飯一緒に食べたかったな……
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 304人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆう | 作成日時：2021年1月7日 23時
