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「うぅ……、、」
沙耶香「いつまで泣いてんの。」
聡「なんか、Aが卒業するみたいになってるね。笑」
「やだ………ふうまくん……」
今日 風磨くんたちの卒業式なんだけど…
卒業する風磨くんたちよりも大号泣する私に周りからも白い目線で見られる。
でも、悲しいんだよぉ…
もう写真部で会えないんだよ…
中島先輩も風磨くんも 私が入学してからずっと仲良くしてくれた存在
まさか 先輩とこんな濃い関係になれるなんて考えてもなかった。
今では 風磨くんのことが世界一好きだし…
風磨「いつまで泣いてんだよ 笑」
健人「Aちゃんの顔見たら、なんか涙引っ込んだかも 笑」
3年生は最後のHRも終え、本当にこの高校とはお別れ。
帰る人もいるし 校庭や教室で友達と写真を撮ったりみんな最後の時間を楽しんでる。
そして、私は 泣いてる姿を風磨くんに見られ 風磨くんに抱きしめられながら胸の中で泣きじゃくってます…
健人「Aちゃん、新学期から生きていける？笑」
沙耶香「ほんとすみません…」
聡「よっぽど好きなんだねぇ、」
風磨「Aのこと、よろしくな？」
聡「もちろんです！任せてください！」
沙耶香「Aにひっつく変な男は全て退治しますので！！」
風磨「それは心強い。」
風磨「ほれ、Aさん、そろそろ泣き止も？笑」
「うぅ……ぐすん、」
顔を上げると 風磨くんが優しく微笑みかえてくれる。
大好きだぁ………
こんなにも人って人を好きになることが出来るんだね
初めての恋が こんなにも全力になれて嬉しい
風磨「いつでも会えっから。
毎日電話すんだろ？」
「うんっ…」
聡「毎日…！？」
健人「らぶらぶだねぇ」
沙耶香「お幸せにー」
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作者名：ゆう | 作成日時：2021年1月7日 23時
