第二十三曲目 ページ33
「いらっしゃい」
瑠璃「いつ見ても気持ち悪いねぇ、その髪と目」
「何もないけど、ゆっくりしていって」
嫌味なんてスルーだ。
瑠璃「まじうざぁい、いつまで生きてんのぉ？」
「紅茶飲む？」
瑠璃「あんたが淹れたのなんて飲むわけないじゃぁん？瑠璃がぁ、穢れるじゃない」
「紅茶でいいね」
…ん？会話になってないって？いつもの事だから知らない。
ダージリンでいっか。夏の残り物。
どうせ飲まないし。もったいないけど。
瑠璃「ねぇ、聞いてんのぉ？無視とか何様のつもりなのぉ？」
「ダージリン淹れたから、飲んで」
…何様？貴女のお姉様ですが何か？
バシャッ！！！
「っつ」
瑠璃「あんたみたいな化け物が淹れたもんなんて飲めるわけないじゃぁん？」
「…」
瑠璃「あんたみたいな化け物が瑠璃の姉なんてほぉんと最悪。ねぇ、早く死んでよぉ。それかぁ…」
「…」
瑠璃「篠塚家から消えて？そぉすればぁ、次期社長の座はぁ私のものだしぃ…明君もぉ彼方君もぉ私のものだよねぇ？」
にやにや笑いながら中が空っぽのティーカップを床に落とす瑠璃。
中身？ああ、さっきかけられたよ。
淹れたての紅茶をバシャッって。アツアツのだよ？
やけどするわ！
「瑠璃の『もの』？明も彼方さんも『もの』じゃないわ」
瑠璃「はぁ？何言ってんのぉ？イケメンわぁ瑠璃のものだよぉ？」
それはこっちのセリフだ。
うわぁ、勘違い乙★
え？キャラ崩壊してるって？仕方ないだろ、イライラしてんだから
「瑠璃のものではないわ。ほかの人のものでもね。彼らはものではなく人間なのだから」
瑠璃「調子乗るんじゃないわよぉ！お母様に言いつけてやるんだからぁ！Aがいじめるのぉってね！！！」
「勝手に言ったらどう？どうでもいいわ」
瑠璃「〜〜〜〜っ！！！生意気なのよぉ！！！」
――バシッ！「っ！」
――ドスッ！「ｹﾎｯ」
瑠璃「ﾊｧﾊｧ…もういいわぁ、帰る！」
――――――ドスドス、バッタ―――ン！
おーい、その歩き方女の子じゃないぞー。
…うわぁ、腫れてるし赤くなってる、最悪。
ん？何されたかって？
殴られて蹴られた。あの子本当に女の子？ゴリラじゃないの？
「…はぁ」
ウイッグとコンタクト付けて…あの四人地下から出すか。
―――――――――――――
篠塚 瑠璃 -ﾙﾘ-
Aの妹。
二個下。
ぶりっ子。
自己中心的。
一言でいえば悪女。
詳しくは後ほど
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 285人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真夜(プロフ) - Ruzさん» 大分良くなりました！更新頑張りますね！ (2018年8月12日 12時) (
レス) id: 50c0301c7a (このIDを非表示/違反報告)
Ruz - 体調大丈夫ですか？この作品大好きなので自分のペースで更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月12日 2時) (レス) id: 7534399608 (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 頑張ります！ (2018年8月11日 11時) (レス) id: 50c0301c7a (このIDを非表示/違反報告)
真夜(プロフ) - 小悪魔さん» わぁ、ありがとうございます！！ (2018年8月11日 11時) (レス) id: 50c0301c7a (このIDを非表示/違反報告)
小悪魔(プロフ) - この話…好きだな(確信) 自分のペースで投稿、頑張ってください！ (2018年8月6日 16時) (レス) id: 1fc00c7766 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：真夜 | 作成日時：2017年10月29日 15時
