【第五人格】こっちを向いて (ページ5)

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▽謝罪ページ5

今日の試合でノートンさんにとびっきりの紅茶を淹れることが出来なくて夕方お茶会を開いたんだけど

俺は恋愛相談じゃないと言って怒ってしまった

「確かに人の惚気話を聞かされても嫌な人もいるよね」

謝りにいかなきゃ

ノートンさんの食べかけは食べてまだ残っているスイーツは冷蔵庫に入れる

いつもノートンさんと話しているナワーブさんが目の前に歩いていた

「ナワーブさん」

「あーAかどうした？」

「ノートンさんを探しているんだけど何処にいる？」

「わかんね、部屋にでもいんじゃね？」

「ありがとう」

お辞儀をしてノートンさんの部屋に向かう

ノックを叩くと「誰？」とノートンさんの声がする

「Aです」

「……何？」

私だと分かった瞬間声のトーンを低くする

そうとう怒っているみたい

「先程のお茶会ではごめんなさい
唯一そうやってお話しできるのはノートンさんだけなので調子に乗ってしまいました」

「…………いいよ、俺もごめん」

しばらく無言だったが許してくれた

だけど声のトーンは低いままだった