～仁王雅治二度目の恋物語～ (ページ3)

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斎藤の好感度0.00% 仁王目線ページ3

幸村は上手くいっとるんかのぅ…
女子1「にーおーうーくぅん♪」
…面倒じゃの…こっちは失恋したんじゃけど…
仁「なんじゃい?」
あん時…海に行った時、俺は一条葉月に
告白した…が、フラれた。
幸村は葉月と夏休みに初日、つまり
三日後にデートに行くんじゃろうな。
女子1「ね～ぇ…聞いてるの～?」
仁「反応しなかったんなら、聞いとらん。」
女子1「意地悪～…」
何がじゃよ。
女子1「うちわぁ、仁王くんに話して
あげてるのにぃ～」
なんじゃい、話してあげてるって。
石「自惚れんなよ、ミーハー。きもい。」
女子1「うるさいなぁ…黙ってよぉ。」
石「アンタに言ってねぇしwミーハーって
自覚あんなら直せば?ww」
はっきり言って、石井とは気が合う
と、言うよりミーハーじゃないからの
嫌ってないだけじゃ。
女子1「うっさい！」
石「アンタの声の方がうるさいw」
仁「はぁ、うるさいのぅ…」
俺は誰にも聞こえぬ声で呟いた…
仁「…あいつと付き合いたい…」
??「なぁに、ため息ついてんだよぃ」
仁「お前さんには関係ないぜよ。ブン太」
丸「そうかよ?ため息吐いたら幸せが
逃げるぜぃ?」
幸せ…か…もうとっくのとうにないぜよ。
仁「ご忠告ありがとさん。」
丸「念が感じねぇ……」
今の俺に心などないぜよ…心には
ぽっかりと大きな穴が開いたんじゃ。
心のこもった言葉なんじゃ…今の俺には

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿無いんじゃよ。