検索窓
今日:1 hit、昨日:5 hit、合計:42,545 hit

27日目 ※青side ページ33

? 『ころんくんの彼女は私でしょ?』


耳元に絡みつくような、甘ったるい誰かの声。
毎日郵便受けに届く、気持ちの悪い手紙。
帰り道に響く、同じヒールの足音。
そのストーカーの腕が僕のほうへと伸びてくる___...!


こ 「はぁっ....はぁ....」


目を開けると、そこには真っ白な天井だけ。
なんだ...夢か。
連日のストーカー被害のせいで、最近じゃ夢にまで出てくる始末だ。
もういい加減にしてほしい、服は汗でぐっしょり濡れていた



そういえば、昨日さとみくんと飲んだんだっけ。
その割には頭が痛くないけど...缶とか片付けなきゃ。
ゆるゆると起き上がってみると、ぼんやりとした頭が冴えてきて、はたと気づく。


こ 「え....ここどこ。」



白と黒で統一された、シンプルな家具。
高い本棚には難しそうな参考書がぎっしり。
塵一つ落ちてない、ピカピカのフローリングの床。
そして、何故か肩まで届くロングヘアーを視界の隅に捉えた


こ 「何で僕こんな髪...え...?」


困惑しながら顔を上げた僕の顔が、隣の窓に反射して映る。
自然に窓ガラスに映った自分の姿に目が吸い寄せられる。



そこに映るは、僕じゃない誰かの顔。
大きな瞳に白い肌、細い足。
モデル体型みたいな体に、可愛い系の顔面。
知らない誰かが、そこにいた。


こ 「これが僕....?!ね、ねぇ、これってまさかさぁ...」


頭の中に突如流れ出す前前〇世は、不可抗力だ。
だって、これアレだよね!?
僕が映画館まで見に行った有名映画みたいな展開。



こ 「僕、知らない美女と入れ替わってるぅぅぅぅ!!??」

28日目→←26日目



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (129 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , stpr   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

雪乃 - すぅぅ………尊いんだよっ!!!!ふざけんなよ!!!???目の保養だわありがとうございます!!!(謎ギレ) (2022年9月1日 22時) (レス) @page50 id: c39d7e026e (このIDを非表示/違反報告)
*ゆうらまる*(プロフ) - 尊いとはこのことか…_:(´ཀ`」 ∠): (2022年8月30日 20時) (レス) id: 394490a509 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃 - がはっ‼︎あゝ、我が推しは今日も尊し… (2022年8月30日 19時) (レス) @page49 id: c39d7e026e (このIDを非表示/違反報告)
*ゆうらまる*(プロフ) - 莉犬くん、日本一になったということはそういうことです← (2022年8月28日 20時) (レス) @page44 id: 394490a509 (このIDを非表示/違反報告)
雪莉 - やったあああああああああああああああああああああああああああああ((殴 夢主ナイスだ!ストーカーざまぁ!!おばさんんんん!今いいとこだぞおおおおおおなんで来るねん!!(←おばさんに謝れ) (2022年8月28日 17時) (レス) @page43 id: d53c02d7b6 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:sora | 作成日時:2022年8月16日 15時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。