Episode8 ページ9
目が覚めたAは医者にみてもらい一晩休むように言われた
夜、風に当たっていると
ギィィ
扉が開きAが振り返るとサボがいた
サ「起きてたのか」
『あ、はい、すいませんでした』
『急に倒れてしまって』
サ「それはいいが、体はもういいのか?」
『はい、大丈夫です』
サ「そうか!よかった!」ニコッ
サボはAの横に行き聞いた
サ「なぁ、Aは俺の事知ってるのか?」
サボの顔が暗くなる
『えっ?!』
サ「あの時、俺の名前をよんで…」
『それは...』
『似ていたんです、私のいなくなった友人に』
下を向いて悲しそうに話した
サ「いなくなった友人...」
『もう、7年前にいなくなったんです』
『今は、どこにいるか分からなくて』
サ「そいつは、俺と同じ名前なのか?」
『はい、容姿も少し似ています』
『だから、つい驚いてしまって...』
サ「そうだったのか」
少し残念そうな声で言った
『すいません、誤解させるような行動をとってしまい』
サ「いいよ、ちょっと残念だけどな」
『あの、サボさんはどうして革命軍に?』
サ「俺は、10歳で革命軍に入ったんだ」
「俺記憶喪失って言っただろ」
「目を覚ました時には革命軍にいたんだ」
「親の元に帰るかと聞かれたが、拒否したんだ」
「親の元に帰りたくない!それだけは覚えていたんだ」
「それからは毎日訓練の日々だった」
『そうなんですか』
サ「まあ、過去は思い出さなくてもいいって思ってるんだ」
『えっ、どうして…』
サ「親の元に帰りたくないって覚えてるほど、きっと嫌な事があったんだろ」
「なら無理に思い出さなくてもいいなって」
『じゃあ、なんであの時私に聞いたんですか』
『俺の事知ってるのか?って』
サ「あと時、聞かないといけないって思ったんだ」
「名前を呼ばれた時、なにか思い出せそうで…」
『そうなんですか』
サ「悪かったな、色々聞いちまって」
『いえいえ』
『サボさんこそ話してくれてありがとうございます』
サ「いいよ、これくらい」
「それに、自分のことこんなに話したの初めてだ!」
『そうなんですか』
サ「あぁ」
「なんだか、Aの隣安心するんだよな!」
「初めてあったとは思えねぇ!」ニコッ
『それはよかったです』
この2人はこの後少し話して解散をした
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ぷぅ(プロフ) - いえいえ、これからも楽しみにしてますね(*^-^*) (2020年4月14日 14時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - ぷぅさん» 本当だ!気づきませんでした!ありがとうございます!!m(__)m (2020年4月14日 7時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - エピソード41が2つあるんですけど正しくはエピソード42じゃないですか?(・_・?) (2020年4月14日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 星猫さん» 合作のお誘いありがとうございます!すいませんが私は1つの小説を書くので精一杯なので今回の合作は遠慮させていただきます。折角お誘い頂いたのにすいません。 (2020年4月6日 20時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか? (2020年4月1日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暁 | 作成日時:2020年3月12日 23時