Episode44 ページ47
ノースブルー
この島ではカリス族が国を治めていた
建物は赤を貴重としたものが多かった
町は栄え人々は日々鍛錬を積み国は平和だった
そんな国に1人の女の子が生まれた
｢聞いた？！生まれたらしいよ！｣
｢あぁ、元気な女の子らしいな｣
｢姫様か！きっとお美しいに違いない！｣
ー王宮ー
｢赤髪に紫の目｣
｢間違いない、新たな後継者だ｣
カリス一族では赤髪、紫の目が次の後継者とされていた
｢この子の名前は…｣
｢A｣
｢Aか、いい名だ｣
｢この子はきっと美しく皆から愛される人になるわ｣
Aは国王夫妻の一人娘として生まれた
夫婦はAを大切に育てた
ー5年後ー
Aは町を歩いていた
『おじちゃん！こんにちは！』
｢おぉ、これはこれは姫様、こんにちは｣
｢今日は1人か？｣
『うん！王宮からこっそり抜けてきたの！』
Aはよく城下に遊びに来ていた
民もAと話せるのを楽しみにしていた
｢そうかそうか｣
｢姫様は元気ねぇ｣
｢姫様！一緒に遊ぼう！｣
『いいよ！』
Aは同い年の子供とよく遊んでいた
｢怪我しないようにね｣
｢｢｢『はーい！』｣｣｣
遊びと言ってもただの遊びではない
｢よーい、始め！｣
開始の合図で双方が蹴りを入れる
この国では己の身を守るため幼少期から武術･剣術などを教えられる
遊びの殆どは森を飛び回ったり、猛獣とりをしたり、手合わせをしたりだった
｢くっそー！！また負けた！｣
『まだまだだね！』
子供達の中で1番強いのはAだった
5歳にしてその実力は大人と張り合う程だった
｢Aー！！！｣
『あ、あれは…』
向こうから聞こえたのは父親の声だった
Aは逃げようとしたがすぐに捕まえられてしまった
｢ったく、また城を抜け出して｣
『だって、お城つまんないもん！』
｢確かにつまらんかもしれんが、仮にもお前は姫だ｣
｢少しは自覚して行動しろ｣
『はーい』
｢さて、帰るか｣
『うん！』
『じゃあねー！みんなー！』
｢ばいばーい！｣
こうしてAは平和に暮らしていた
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ぷぅ(プロフ) - いえいえ、これからも楽しみにしてますね(*^-^*) (2020年4月14日 14時) (
レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - ぷぅさん» 本当だ！気づきませんでした！ありがとうございます！！m(__)m (2020年4月14日 7時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - エピソード41が２つあるんですけど正しくはエピソード42じゃないですか？(・_・?) (2020年4月14日 2時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
暁(プロフ) - 星猫さん» 合作のお誘いありがとうございます！すいませんが私は1つの小説を書くので精一杯なので今回の合作は遠慮させていただきます。折角お誘い頂いたのにすいません。 (2020年4月6日 20時) (レス) id: 609e2d783b (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - あの、私と一緒に合作しませんか？ (2020年4月1日 17時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暁 | 作成日時：2020年3月12日 23時
