参謀総長と白い死神【サボ】

Episode19 ページ22

サ｢くそっ！｣

サボは敵を倒してAに寄り添った

サ｢A！しっかりしろ！おい！｣

Aにサボの声は聞こえず
どこかを見てやめて！と言っていた

サボはイーブルの方を睨んだ

サ｢お前！Aに何やった！｣

イ｢過去を見せてるんだ｣ニヤッ

サ｢過去？｣

イ｢俺はユラユラの実の能力者！｣
｢幻を見せることができるんだよ！！｣
｢今Aに見せてるのはそいつの忌々しい過去だ！｣
｢もちもん、Aにしか見えないし俺たちの事は見えてない｣

サ｢．．．！！｣

イ｢Aはその内精神崩壊して死ぬだろうな｣

サ｢お前っ！｣

サボは鉄パイプを手に取りイーブルに攻撃を仕掛けた
しかしそれは軽々と避けられてしまった

イ｢おっと、危ない｣
｢お前の相手は俺じゃない、こいつらだ｣

建物から次々のイーブルの仲間が出てきた
先程と同じぐらいの人数がいる

サ｢まだこんなに．．．！｣

イ｢さぁ、楽しませてくれ！｣

敵は次々とサボに攻撃していく

サ(｢竜の伊吹はもう使えねえ｣)
(｢剣には毒がある、これじゃあ八方塞がりだ｣)
(｢そうだ！電伝虫！｣)

相手の攻撃をかわしながら電話をした

プルプルプルプル
プルプルプルプル

ガチャッ

コ｢もしもし？｣

サ｢急いで応援を頼む！｣

コ｢えっ｣

ガチャッ

サ(｢これで大丈夫だろ｣)
(｢あとは…｣)

サ｢A！｣

サボは叫んだ
Aには聞こえてるか分からないが
敵の攻撃をかわしながら

サ｢幻なんかに負けるな！｣

｢A！目を覚ませ！｣



｢A！！｣

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ユラユラの実
幻(幻覚、幻聴)を見せることができる
幻を見せる時間、相手、人数は自由自在
幻が何されても本人にダメージはない
相手の心が弱っているほど幻の中に入りやすい
精神崩壊させることもある
相手の心が強いと効かない事もある
幻から解放される方法は基本能力者が解くか、
意識を飛ばさせる、それ以外の方法は不明

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