１２０時間目 ページ49
ーーー…
『おじゃましましたー』
私はローファーを履く
「泊まってけばいいのにー」
『いや、さすがに悪いわ』
「遠慮するとか熱でもあるの？もしくは明日は大雨か」
『お前は本当に失礼な奴だな』
私は靴を履くとドアを開いた。
『それじゃ、おじゃましまし…』
ゴロゴロゴロゴロッー…
私は出ずに即ドアを閉めた。
「どうしたの」
カルマは送ってくれるつもりなのか玄関に座り靴を履いている
『あ、いや…別に…』
私はもう一度ドアを開く
ゴロゴロー…ガッシャーンッー…！！！
『っ！！！』
出た瞬間雷が落っこち身体がこわばる
「……ぇ…マジで…？」
雷が落ちたと同時に声は出さなかったものの私がビクッと体を揺らしたのを見られたようでカルマは驚いた後ニヤリと笑みを浮かべている。
「えー？颯希どうしたの？」
…分かってるくせにコイツ
『べっ…別になにもな〈ガッシャーンッ！！！〉ヒィっ！！！』
「嘘っ…だろwww」
カルマはお腹を抱えて笑っている
『怖くなんかないから！！！帰る！！！おじゃましました！！』
その反応がなかなか気に入らず私は外に出ようとするもカルマに手首を掴まれてそれはできなかった。
「ごめんごめん。意外過ぎて」
『は？私は怖くないって言ってるでしょ』
「分かった分かった。どちらにしても外でない方がいいよ。危ないし」
カルマは続けた。
「うち泊まれば？」
『………………はい？』
絶対あれだ。カルマの家でご飯とか珍しいことしたからだ。だから大雨なんか…
カルマの絶品料理がいけないんだ！！
ーーーー…
「お風呂先入りなよ」
『いや、後でいいよ？』
「先入りなって。着替えは後で置いとくから」
『…分かった。じゃあ先入る』
「ん。場所は分かるよね」
『分かる。じゃ』
…
私は湯船につかりながら考える。
そういえば私何回も家には来てるけど泊まるってのは初めてだな。晩御飯いただくのも初めてだったし。
同じクラスになってから今まで知らなかったカルマのいろんなところを知っていってる気がする。
と、同時に私の弱みやら色々知られていってる気もするけど
それにしても…
…料理が上手いとか…ぐぬぬ
…解せぬ
私は暫くするとお風呂を出てカルマが置いてくれていた服を見る。
『でけーよ…』
まぁ…着ますけどね
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非リア充様 - 皆なんでさつきちさんの絵を褒めるんだ！これは小説なんだ！小説を褒めろ！あ、絵上手ですね←嘘です。あ、嘘じゃ無いけど。なんて言ったら良いんだろう。さつきちさん才能ありすぎじゃないですか？画力ぐらい分けてよ！あー！羨ましい限りです！ (2016年8月17日 3時) (
レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
ままれど。 - 絵上手すぎだろ！画力分けろ！ (2016年7月8日 13時) (レス) id: b7d3592139 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 絵上手デスネ...ｲｲﾅ~ 主人公の性格が好みです！！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 5a251c4616 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫しゅー(プロフ) - 絵メッチャ上手いですね！！私の小説の主人公も描いてほしー!!!!!!!!!!!!! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 2bb3bb5baa (このIDを非表示/違反報告)
さつきち(プロフ) - 瑠璃☆さん» 頑張ります！ありがとうございます！！ (2015年8月29日 7時) (レス) id: b53c432a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつきち | 作成日時：2015年8月16日 15時
