１１２時間目 ページ41
ーーー…
「…じゃあ次はNo Smokingは？」
『えーっと…あのー…あれ』
「チッチッチッ…」
焦らせるな！！！
『横綱不在！！！』
「はい、不正解ー。なんでそうなるんだよ」
『No Smokingでしょ？Noが無い。Smokingが相撲でしょ』
「…明日英語アウトだろ」
『うるさい！それでもやるしかないでしょ！』
「ふーん。ま、期待せずに待ってるね」
『覚えとけよ。これまで以上の点取ってやるから』
カルマは興味なさげな声を出しながら本をペラペラと見る。
『カルマは今回どうなの？』
「どうって？」
『テスト。触手取れそう？』
「あー。どうだろうね取れるんじゃない」
『なんだそりゃ。あ、私が国語教えてあげよっか』
私がカルマの方を向いて言うと
「俺勉強しなくても取れるし」
そう言うと本でポンと私の頭を叩くと歩いていった。
『ちょ、先行かないでよ』
慌てて追いかけた。
勉強しなくても大丈夫…ねぇ…
悪い点取ったら笑ってやるからな！！！
そのためにも頑張るぞ！
ーーー…
テスト当日。
「どう？颯希英語の調子は」
『私はＹＤＫ…やれば出来る子ＹＤＫ…やれば出来る子ＹＤＫ…』
「中村さん…颯希自分に暗示かけてるよ」
「あー…重傷だなぁ。ほーらっ、頑張ろうっ！」
バシッと莉桜は私の背中を叩いた。
『うおぉおお！！！いきなり叩かないで！あぁ…単語が落ちた…！！』
「…こりゃ本当に重傷だわ」
…
「楽しみだなァ〜〜…」
D組のドアのところから話しかけてくる二人組。
「A組と無謀な賭けしてんだって？」
「お前ら負けたらどんな命令されんだろ〜な〜」
モブsだ。
なんで後ろのやつ抱きついてんの。
これがちまたで噂の
B…L…か
考えていると莉桜は持っていた鉛筆を二人組の一人に２本鼻につっこみ差し込んだ。
「ギャアァァアアア！！！」
『うっわ、痛そ』
思わず鼻を押さえた。
「さてと。あたしらのテスト会場はここだよね」
ドアを開けると見たことのない女の子。
『誰だ…あ。まさか教室間違えたんじゃ』
一度外に出てクラスプレートをみる。
…合ってる。
「律役だ」
すでに教室にいた烏間先生が言う。
「流石に理事長から人工知能の参加は許されなくてな。ネット授業で律が教えた替え玉を使うことでなんとか決着がついた」
『律がいたら楽勝勝利だったのになぁ…』
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非リア充様 - 皆なんでさつきちさんの絵を褒めるんだ！これは小説なんだ！小説を褒めろ！あ、絵上手ですね←嘘です。あ、嘘じゃ無いけど。なんて言ったら良いんだろう。さつきちさん才能ありすぎじゃないですか？画力ぐらい分けてよ！あー！羨ましい限りです！ (2016年8月17日 3時) (
レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
ままれど。 - 絵上手すぎだろ！画力分けろ！ (2016年7月8日 13時) (レス) id: b7d3592139 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 絵上手デスネ...ｲｲﾅ~ 主人公の性格が好みです！！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 5a251c4616 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫しゅー(プロフ) - 絵メッチャ上手いですね！！私の小説の主人公も描いてほしー!!!!!!!!!!!!! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 2bb3bb5baa (このIDを非表示/違反報告)
さつきち(プロフ) - 瑠璃☆さん» 頑張ります！ありがとうございます！！ (2015年8月29日 7時) (レス) id: b53c432a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつきち | 作成日時：2015年8月16日 15時
