番外編 二度ある事は三度ある♯ ページ30
カルマside
『おはよーございまーすっ！』
ぴょこぴょこと動く三角耳。
ゆらゆらと揺れる尻尾。
…どうなってる。
「……それ…どうしたの…」
『？？…それって…なにが？』
本人は気づいていないよう。
「あー。いや、なんでもない」
…俺疲れてんのかな
きっと幻覚だ。そうだ。絶対そう。いや、幻覚であってくれ。色々やばいから
「あー！颯希！！なにその猫耳ー！」
茅野さんが元気よく颯希に話しかける。
…本物だった…
『猫耳ぃー？なんのこと？私がそんなことするわけ……………あ”あ”あ”ぁぁあ！！！！？？？？』
『なんじゃこりゃあぁぁぁあ！！！！』という颯希の声が校舎に響いた。
その時奥田さんも猛ダッシュして教室に来た。
「颯希ちゃぁぁぁあん！！！それ麦茶じゃないです！！！」
『え”え”え”ー！！！？？』
…E組は朝から騒がしいな
ーーーー…
朝颯希は理科室で奥田さんと話していて麦茶をもらったらしい。その隣にあった茶色の麦茶そっくりの薬を間違って飲んでしまったとのこと。
…馬鹿だ
「…味が違うでしょ」
「においで気づかなかったの？」
『…それが一緒だったんだよにゃー………ん”！？』
「…え」
颯希…今…にゃって…
『にゃに…今の……あり？』
「…ふむふむ。なるほど…言葉も猫になる…っと」
そう言いながら同様している颯希をよそに奥田さんはメモをとる。
「大丈夫ですよ！また24時間しか効果はないはずです！」
『にゃ…にゃんだって…』
「おもしろ…」
口元を押さえながら面白がる俺に颯希は『面白くにゃい！！！』とつっこむ。
『にゃんでまた薬でこんなことに…』
「二度ある事はなんとやらって言うしね」
「ねぇねぇ、この耳はどうなってんのー？」
そう言いながら茅野さんは颯希の猫耳をふぁさふぁさと触る。
『ひぁっ………〜っ！！！！』
え…何今の声
「あ…ごめん…」
『いや…なんというか普通に耳触られる感覚だけど』
確かに颯希は耳が弱い。それは知っていた。
…でも敏感すぎないか
ーーーー
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非リア充様 - 皆なんでさつきちさんの絵を褒めるんだ！これは小説なんだ！小説を褒めろ！あ、絵上手ですね←嘘です。あ、嘘じゃ無いけど。なんて言ったら良いんだろう。さつきちさん才能ありすぎじゃないですか？画力ぐらい分けてよ！あー！羨ましい限りです！ (2016年8月17日 3時) (
レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
ままれど。 - 絵上手すぎだろ！画力分けろ！ (2016年7月8日 13時) (レス) id: b7d3592139 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 絵上手デスネ...ｲｲﾅ~ 主人公の性格が好みです！！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 5a251c4616 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫しゅー(プロフ) - 絵メッチャ上手いですね！！私の小説の主人公も描いてほしー!!!!!!!!!!!!! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 2bb3bb5baa (このIDを非表示/違反報告)
さつきち(プロフ) - 瑠璃☆さん» 頑張ります！ありがとうございます！！ (2015年8月29日 7時) (レス) id: b53c432a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつきち | 作成日時：2015年8月16日 15時
