１０１時間目 ページ25
『じゃ、これ捨ててくるわ…あ、こっちのはなにも言わず直接渡されたりもしたんだけどこれは何なんだろうか』
帰る直前、会計の時に黙って渡されたもの。私に渡したのかも誰に渡せばいいのかもわからないのでとりあえず分けてしまっていた。
違うポケットから直接手渡しされた紙切れを見せる。
「処分」
『あ、はい…』
カルマは来た時と違いなぜかとても疲れているよう。
即答で処分と言われた。
「お前が外面が良いってことは認めよう」
前原が認めたくなさそうな顔で言う。
『どうしたいきなり』
「次来る時さ、普通にお客さんに相手するみたいに来てみてよ」
『…まぁ。いいけど』
ーーー…
『お待たせ致しました！チーズケーキと日替わりランチセットとチョコバナナパフェでございます。ご注文は以上でお揃いでしょうか？』
営業スマイル120%で言ってやった。
「…分かった」
『なにが』
いきなりどうした。前原以外のみんなも黙って頷いている。
なんなんだ。
「お前を外面女王であることを認めよう」
『うん。わかってくれたのはいいけど全然嬉しくないわ』
…
「本当お客さん減ったねー」
『この時間となるとねぇ…』
辺りを見渡しているとカルマたち以外にはほんの数組の客しかいない。
三人は食べ終わり勉強道具を開き勉強し始めていた。
「んー…なんだ？わっかんねー」
『あー。そこはxをこっちに代入するの』
「ん、なんでこうなるんだよ」
『だからここがaでしょ？で、ここは3。じゃあこっちにxを代入するしかないの』
「あー。なるほど！……なんかお前なんかに教えられるっていうのは悔しい…」
前原が悔しそうな表情をする。
『ふふん、もっと褒めてくれてもいいのよー』
「ぜってぇヤダ」
『むぅ…』
ピーンポーンッ
『あ。はーいただいまお伺いしまーすっ！…それじゃ、私は仕事に戻るので頑張ってねー♪』
「「「んー…」」」
ーーー…
キッチンに行くと出来上がった料理があった。
キッチンの中ではおじさんが食器を洗っていた。
『これ16番テーブル？』
「それとこっちもな。あと、客が少ないからっておしゃべりも大概にしとけよー」
『ごめんごめん。友達がきてて…』
おじさんは洗い物中のスプーンをカランッと落とし、固まっている。
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非リア充様 - 皆なんでさつきちさんの絵を褒めるんだ！これは小説なんだ！小説を褒めろ！あ、絵上手ですね←嘘です。あ、嘘じゃ無いけど。なんて言ったら良いんだろう。さつきちさん才能ありすぎじゃないですか？画力ぐらい分けてよ！あー！羨ましい限りです！ (2016年8月17日 3時) (
レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
ままれど。 - 絵上手すぎだろ！画力分けろ！ (2016年7月8日 13時) (レス) id: b7d3592139 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 絵上手デスネ...ｲｲﾅ~ 主人公の性格が好みです！！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 5a251c4616 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫しゅー(プロフ) - 絵メッチャ上手いですね！！私の小説の主人公も描いてほしー!!!!!!!!!!!!! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 2bb3bb5baa (このIDを非表示/違反報告)
さつきち(プロフ) - 瑠璃☆さん» 頑張ります！ありがとうございます！！ (2015年8月29日 7時) (レス) id: b53c432a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつきち | 作成日時：2015年8月16日 15時
