９５時間目 ページ18
「よく耐えたね。ではイトナもう一発あげなさい背後のタコに気をつけながら…」
シロは楽しんでいる。
なんだあいつ殴りてぇ…
「なにあいつ。…てか少なからずあいつのせいでもあるよね。あいつ殴ってこようか」
『何言ってんの。だいたいあん「くちゅんっ！！」…え』
「くちゅんっくちゅんっ！！」
『なに今の可愛いくしゃみ』
声のする方を見てみるとイトナが辛そうにくしゃみをし続けている。
「寺坂のシャツが昨日と同じってことは、昨日寺坂が教室に巻いた変なスプレー…アレの成分を至近距離でたっぷり浴びたシャツってことだ」
『え。あのスプレーにそんな効果が…』
それどこ情報だ。私は知らなかったぞ
「それって殺せんせーの粘液だだ漏れした成分でしょ、イトナだってタダで済むはずがない」
バキッとした音に視線を変えると殺せんせーが原さんを救出していた。
『さすが！！』
「で、イトナに一瞬でもすきが出来れば、原さんはタコが勝手に助けてくれる」
そう言いながら、カルマは指でサインを出す。
よし。私も行こう。川は浅いし溺れることもない。
よっと立ち上がると後ろからカルマが膝カックンしてきた。
『ひっ…ちょ………なにするんだ！！』
「颯希はまだじっとしてな」
『なんかそれヤなんだけど』
「黙ってな」
『むぅ……』
「おい吉田！村松！お前らはそこから飛び降りれんだろ！」
「「はぁ!?」」
「水だよ水！でけーの頼むぜ！」
寺坂は川の水をバシャバシャと叩きながら言う。
二人はしょうがねぇなぁと飛び降りた。
「殺せんせーと弱点一緒なんだよね。じゃあ同じことやり返せばいいわけだ」
そう言うと先程とは違うサインを指で送る。それを合図にみんなが一斉に跳びおりる。
カルマに気づかれないように私も飛び降りようとする。
もちろんカルマに首根っこ掴まれて阻止されましたが…。
気がつくとイトナの触手はみんなが飛び降りた時の飛沫によってみるみる水を吸っていた。
「だいぶ水吸っちゃったね。殺せんせーと同じ水を
…あんたらのハンデが少なくなった」
カルマはニヤニヤしながら言う。
…楽しそうだなぁ
私を掴んでいる手は力緩めないまま。
…くそっ
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非リア充様 - 皆なんでさつきちさんの絵を褒めるんだ！これは小説なんだ！小説を褒めろ！あ、絵上手ですね←嘘です。あ、嘘じゃ無いけど。なんて言ったら良いんだろう。さつきちさん才能ありすぎじゃないですか？画力ぐらい分けてよ！あー！羨ましい限りです！ (2016年8月17日 3時) (
レス) id: fafd364510 (このIDを非表示/違反報告)
ままれど。 - 絵上手すぎだろ！画力分けろ！ (2016年7月8日 13時) (レス) id: b7d3592139 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 絵上手デスネ...ｲｲﾅ~ 主人公の性格が好みです！！ (2016年4月26日 16時) (レス) id: 5a251c4616 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫しゅー(プロフ) - 絵メッチャ上手いですね！！私の小説の主人公も描いてほしー!!!!!!!!!!!!! (2016年2月10日 23時) (レス) id: 2bb3bb5baa (このIDを非表示/違反報告)
さつきち(プロフ) - 瑠璃☆さん» 頑張ります！ありがとうございます！！ (2015年8月29日 7時) (レス) id: b53c432a72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さつきち | 作成日時：2015年8月16日 15時
