【赤羽業】隣の席がうざいです。

５時間目 ページ6

『………』








私はＡ組の教室へ向かっていた。


なぜって帰るからである。カバンを取りにね。
それにしても…







『やっちまったぁぁぁぁああ！！！』







廊下の壁をドンドンと叩く。


これが私の悪い癖。実行したことを後で後悔するっていうね。


まぁでも、今回に至っては後悔って程の後悔はしてないかな。ただ、E組のみんなに迷惑かけたってことだけが心残りだ。



私は教室に入…ろうとするも鍵がかかっていて入れない。







『うーん………お？』








窓が開いていたので窓から入りました。
帰りはドアから。



帰りながら私は考えました。どうしたらE組に入れるのかどうか。


カルマは言っていた。今のE組はとても楽しいと。ずっと停学&不登校だったカルマが学校に来る理由、気になるし私は正直今の学校生活は楽しくない。だからずっとE組に入りたいと思っていた。








『あれくらいじゃあE組行きにはならないかな』








正門を出ようとしたところで放送が耳に入る。







《３年Ａ組、柊颯希さん。今すぐ生徒会室まで来るように。繰り返します。３年Ａ組ー…》


『おっと、これは…』








まさか…

６時間目→←４時間目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す