3時間目 ページ4
私は礼を言ってから私の場所へ向かう。
が、E組の子に呼び止められる。今度は隣の青髪の男の子だ。
「あ、あの!!」
『なに??』
「カルマくんとどんな関係なのかな?」
私の頭にはハテナが浮かぶ。何について知りたがってるんだ?元々同じクラスだったってこと?それとも…
私がわからないという顔をしていたのを察したのか女の子は「あ、A組の人が話しかけてくるなんて珍しいから…」と付け加えた。
『あぁ、あいつは私の彼氏』
「「「えぇぇぇえええ!!!!!??」」」
みんなの驚きの声が大きすぎてE組の生徒に注目が集まる。
「あ、すみません…」
E組の黒髪の男の子が言う。なかなかのイケメンだ。
本校舎の奴らは「E組のくせにうるせーなー」とか「だまっとけよ」などとざわつく。
『お前らもうるさいから』
一言言っただけで黙る本校舎生徒。少ししたらまた小さい声でざわつく。今度話の的になっているのはE組ではなく私。
『あんなのに黙って耐えられるってすごいよね。強いや。私なら耐えられないもん。ほんとすごいや』
「え?」
『私ならすぐ喧嘩売りに行っちゃうもん。そこらへん見習わなきゃね』
あはは!と笑っていると後ろからドス低い声がした。
「おい、柊」
『はは…は…。あ、浅野くん』
「早く並べ」
『えー、でもー』
「でもじゃない。早く行くぞ」
そう言って浅野くんは私の首根っこ掴んで引っ張ってく。
『またねー』
あらら、E組のみなさんポカーンとしてる。
『浅野くん、私の扱いだんだんひどくなっていってない?雑だよ!』
「うるさい。君のことだからと思っていたら…。もう始まる。ここで黙ってろ」
『むぅ…』
「…あ、絶対、絶対におとなしくしてるんだぞ」
浅野くんは念入りに注意してから前の方へ歩いていった。
なんですか。私はそんなに要注意人物ですか!足を止めてまでいうことですかね。
『ふぁああ…』
ねっむ…。早く終わんないかな…。あ、アイス食べたい。カルマに奢ってもらおう。
《…ーそれでは全校集会を始めます》
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作者です!!
すみません!もう少しでカルマ出ますのでお待ちを!!!!!!!お待ちを!!!!!!!
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マシュマロ(プロフ) - いつも見させてもらってます!やっぱカルマはイケメンっすね。いろいろあったみたいですが、がんばってください!長文失礼しましたm(_ _)m (2017年7月1日 15時) (携帯から) (レス) id: 75e94d972b (このIDを非表示/違反報告)
奏 - ナニコレ!!めっちゃ絵かわえぇw (2017年3月28日 18時) (レス) id: 6091c67ef3 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイラギ - 一颯さん» あと、ここには悪質な書き込みしてはいけないと書いてます。それを注意した上で、自分の見解を交えたコメントだったんですが? (2016年8月31日 12時) (レス) id: e8438eee71 (このIDを非表示/違反報告)
ヒイラギ - 一颯さん» 私も夢小説書いてるんですけど…あと、個人の自由って言うのはよく分かります。でも、パクリだと思った人が作者さんを罵るのは話が違うと思ってコメントさせて頂きました。誤解されている様だったらごめんなさい。あと、あなたもブーメランですよ? (2016年8月31日 12時) (レス) id: e8438eee71 (このIDを非表示/違反報告)
参@マイル(プロフ) - パクりじゃないでしょう。たまたま被ることだってよくありますし! (2016年8月18日 23時) (レス) id: 3d17d9fa79 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さつきち | 作成日時:2015年8月3日 2時