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家についてから悩むこと十数分。
『…男の子のおしゃれってどんなんだ？』
男の子のおしゃれがよくわかりませぬ。
これはつんだわ。
──ピーンポーン…
『うわ、まじか。』
あわててドアを開けると、そこには服を着替えたりくがいた。
ｽｼﾘｸ「えぇ！まだ全然準備してないじゃん！」
『ご、ごめんなさい！おしゃれがよくわからない…。』
ｽｼﾘｸ「もう何でもいいんじゃない？Aなら何着てもおしゃれだよ。」
『…全身タイツでも？』
ｽｼﾘｸ「それはそれで面白いからあり。」
『いや、なしだわ。』
とりあえず、りくをリビングに通す。
…大丈夫かな、女だってバレるようなものは置いてなかったよね…？
ぱっとみ大丈夫そうだったので安心した。
『じゃぁ、適当に着替えてきまーす。それまでこれ飲んでゆっくりしてて。』
そう言って、りくにコーヒーを渡した。
そこから急いで部屋に戻って、服をクローゼットから引っ張りだす。
『ほんと、どれにしよう…。』
かっこいい系がいいかな？
それとも大人っぽいの？
子供っぽいのはちょっとなぁ…。
それから数分悩み、黒のパンツに白のダボッとしたロンT、腰に赤のチェックのシャツを巻いた。
靴は…ピンクの厚底にしよう。
身長盛ろう！
ウィッグを軽く巻いて、その上から黒のキャップをかぶる。
耳にはキラキラと輝く小さなイヤリングをして…。
『よっしゃ、できた！』
鏡でおかしなところがないか確認する。
『…チャラ男みたい。』
大人な男の人にしようと思ったのに、気がついたらチャラ男になっていた…。
あとはメイクをするだけ。
いつも以上に丁寧にする。
終わった頃にはりくが来てから30分たっていた。
あわててりくのところに行くと、彼はパソコンとにらめっこ。
そんな彼に、感想を求めた。
『ねぇ、りく！どう、この服。いつもと違う感じにしてみたんだけど…。』
彼はいつもと雰囲気が違う私に驚いたみたいだったけど、すぐにいい感じだね、と褒めてくれたから嬉しくなった。
ｽｼﾘｸ「じゃぁ、行こっか！」
そう言った彼に、何かあったときのためにとパソコン、カメラ、財布と携帯を慌てて入れて彼のあとに続いた。
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霧雨(プロフ) - ： ） ゆ り なさん» そう言ってもらえて嬉しいです〜！ありがとうございますっ！！頑張ります！ (2019年6月1日 19時) (
レス) id: d2678613dc (このIDを非表示/違反報告)
： ） ゆ り な(プロフ) - 面白いです！！ 更新楽しみにしてます！ (2019年5月28日 0時) (レス) id: fb23bc80f8 (このIDを非表示/違反報告)
霧雨(プロフ) - かなとさん» 教えてくださり、ありがとうございます。すみませんでした (2019年5月14日 19時) (レス) id: d2678613dc (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年5月14日 12時) (レス) id: ad76ebe760 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：霧雨 | 作成日時：2019年5月14日 9時
