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｢採用や｣
｢……はい？｣
｢今日から俺の補佐にする｣
｢はい！？｣
｢ちょちょちょトントンさん！？正気ですか！？てか、この子のおかげで私達もやっと有給とれるようになったのに…｣
｢あん？てか有給とろうとせんと働けや。そういや月次決算、過ぎてごちゃごちゃってよったな？そんなん報告きてないけどどないなっとんねん｣
先程の声とは打って変わったトーンで彼女に問いかける。
人が変わったような声色で、声だけ聞いていたら同一人物かを疑いたくなるレベルだ。
怯えた様子の彼女は言い淀んでいて、言葉に詰まっていた。それもそうだろう、私の加入により解決するはずだった案件がそうでなくなったのだから、謝ってもどうにかなる訳でない。
つまり、どうしようもない。終わったな、この人。と、かなり焦った様子の彼女を見て、そんなに関わりのない人間だからか思わず乾いた笑いが溢れそうだった。
｢あとで詳しく話聞くな。で、えと、Aさんやったよな。早速俺の執務室に案内するわ｣
｢えっ……は、はい！｣
ガチ？この人まじで、私の事補佐にする気なんだ。ヤッバ。
ざわざわとざわつく周囲を置いて彼は私を連れて廊下に出る。
調子に乗りすぎたことを言ってしまったなと反省して謝罪を述べようとしたが、彼が振り返ってふわりと笑顔を浮かべた。
｢今までめっっちゃ優秀な補佐探しよってん。本配1日か2日か知らんけど、ビビッときたわ！｣
｢はあ…｣
貴方さっき1週間って認識できてたのに短時間で記憶飛んでしまわれたんですか？
と、思わずツッコミをいれてしまいそうだった。
とんでもない過大評価に頭が痛くなるが、自分で招いた事態なので何も文句は言えない。
まあある程度の事務仕事なら問題ないと思うが、彼の補佐ってなんだろうか。確か書記長とか言ってたな。書記長の補佐・・・・ってなにするの、書記？
｢これからよろしくな、Aさん｣
差し出された手を握り返そうとして自身の手を前方にスライドさせたその時、ふと彼の頭上に視線を移せば、いつの間にか頭上の数値が10から30に変化していた。
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あまね(プロフ) - かんけつ？！ (10月29日 12時) (
レス) @page21 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
かす(プロフ) - かこつです！！！めっちゃ好みでコメントさせてもらいました！お身体に気をつけて、更新お待ちしておりますー！！ (8月19日 16時) (レス) id: b1482de086 (このIDを非表示/違反報告)
けんまおし1016(プロフ) - この作品めっちゃ好きですぅぅ!!!!!!!!めっちゃ面白いですぅぅぅぅぅ!!!!もう最高です!神作者様ですね!!!! (2022年12月17日 18時) (レス) @page21 id: 92260459e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロ(プロフ) - コメント失礼します！めちゃくちゃこの小説好きです！好みドストライクなんですよ！夢主ちゃん残機3かぁ。多分残機0でハッピーエンドになると思うんですが後3回死ぬとなるとどうやって殺されるのかめちゃくちゃ気になります！これからも無理せず更新頑張って下さい！ (2022年8月17日 22時) (レス) @page21 id: 77487c3926 (このIDを非表示/違反報告)
rimu@他力本願寺建設完了！ - コメント失礼します！もう残機が3なのでめっちゃハラハラして見てます！夢主ちゃんガバるなよ〜…。更新頑張ってください！応援してます！ (2022年8月15日 22時) (レス) @page16 id: 251d2d6b95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2022年7月31日 15時
