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｢戻ったで〜〜｣
｢っゾム！！！！！！！！｣
数人の声が重なる中に俺の声も含まれていた。
敵国に侵入したゾムが音信不通。
ゾムに連絡がとれなくなる、なんてことは初めてで、俺たち幹部は非常に焦っていた。
ゾムは暗殺部隊の隊長で、必要不可欠な存在だ。同時にアイツだけは死なないだろうという信頼があり、それを過信しすぎた故の結果がこれだ。
かなりの非常事態に会議を開いていれば、会議室の専用ダクトから平然とそあいつは国に帰ってきた。
｢おっっ前……！！！！まじで心配したんやからな！？｣
｢すまんすまん、死にかけたわ｣
｢それにしては傷口一つないんですけど〜？｣
｢エッ………えっ！？ガチやん｣
｢なんやねん｣
｢傷ないわ…｣
す、と足元や首元を触る。
なんだなんだと全員彼を見やるが、行動が謎すぎる。
死にかけたというのに傷一つもないのだから、まあ当然だろう。
｢まあ、無事で良かった。早速話を聞こうか？｣
｢せやな。まず、俺は潜入に成功した。けどうちの兵士が内通者やったみたいで、即バレて大軍に襲われてん｣
｢ほんで、毒矢撃たれてんけどな｣
ここに、と指さしたのは傷ひとつも無い左腕である。
服を捲りあげた影響で、血だらけの布はひらひらと床に落ちた。
傷がひとつもないくせに服が細かく切れていたり、血まみれの部分が多い。不思議に思った俺の顔を見て、にんまりと口角をあげた。
｢薬塗ったら治ってんな｣
｢…………は？薬塗っただけで？｣
｢まあ解毒剤も飲んだんやけど。でも1時間くらいで傷口は消えたで｣
｢は！？そんなアホな…、｣
確かに、患部だっただろうそこには傷口こそないが、矢が刺さった跡がある。服もくっきり破れていて、本当に傷口は無くなったようだ。
いくらゾムの回復力が早いからって、そんなこと可能なのか？
｢……その話は後で詳しく聞く。先に潜入先の国について話してくれ｣
｢分かった。｣
｢いや〜、生きとってよかったわ。てっきり死んでしもたんかと｣
｢俺も一瞬肝冷えたわ｣
｢…はあ、ほんまに焦ったんやからなぁお前…！｣
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宇琉夜ハル(プロフ) - 後 side ほしいです (2021年4月30日 19時) (
レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 後名前がわかったら zm｢あ｣ 見たいなん欲しいです (2021年4月30日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 出来れば夢主のセリフ『』こうしてください 時間があればでいいんで (2021年4月30日 18時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 晴さん» それは良かったです！！ありがとうございます！めちゃくちゃ遅れましたが見てますよ！！！頑張ります！！！ (2021年2月21日 20時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 通りすがりの亀さん» 最初はその予定でしたが、主人公が後悔することのないようにヘイトを向けさせて上層部をクズに仕立てあげました(^^ ありがとうございます！頑張ります！！！ (2021年2月20日 21時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2021年1月31日 9時
