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｢すんません、仲間に連絡してもええですか？流石に心配しとると思うんで｣
｢あ！どうぞ！お気になさらず！｣
ふわりと笑った彼女に、心臓が一際大きく高鳴ってしまった。
やば、なんかむっちゃドキドキした。
命の恩人やからか…？
女性に耐性のない自分だからか、あの優しさと笑顔に心を打たれてしまったようである。
気を紛らわすようにして、もうボロボロになってしまったインカムを取り出し、繋がれ！と念を入れてスイッチを入れた。
｢あー、あー。ロボロ、聞こえとる？｣
｢っこちら管理部ロボロ！良かったトントン、生きとったんやな！｣
｢いや俺も死んだかと思ったけどな。なんとか無事やで｣
｢グルッぺンが放心状態で帰ってきてな。今もまだ調子悪いんや｣
｢…そうか。俺は無事やって言っといてくれ。あと何日かしたらそっち戻るわ｣
｢おん！気をつけてな｣
ゾムに引き続き、俺までＵ国の手によって傷を負ってしまった。
あの国は武器がこの近辺では1番と言って良いほど特化している。だから侵入が得意分野であるゾムに行かせたところ、あのゾムが死にかける程の手腕だった訳だ。まあ、だというのに国のトップが拠点にノコノコと出向いたのがそもそもの間違いだったのだが。
俺達は自分の力を過信しすぎていたらしい。
｢…あの、服脱いでもらっていいですか？｣
｢へ！？や、ええっ、！？？！｣
｢傷口に薬塗らないと…。ごめんなさい、少しだけいいですか｣
そういえば、いつの間にかいつもの軍服ではなく検診衣に着替えさせられていた。
それよりも、脱げって、ええ！？
いや無理ー！！女の子の前やで？俺っ、今まで裸女性に見られたことないのにっ、ううっ、ううーーっ！！！無理！！
｢じゃあ塗りますね〜｣
｢ハイ…｣
潔く脱いだところで、冷たい空気が直接肌に触れる。
寒いけど我慢してくださいね、と言われるが内心俺はそれどころではない。
傷口に軟膏をヘラで塗られている。その感覚が妙にくすぐったくて、今にも掻きむしりたくなった。
塗り終わったところで、次はガーゼを当てて固定される。その時に触れる指先や手が如何にも女の子という感じで、テキパキした手際に関心するよりも異常に心拍数を上げていた。
｢はい！終わりました！もう着ていいですよー｣
｢ありがとう…ございます…｣
｢あれ、なんか疲れてます？｣
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宇琉夜ハル(プロフ) - 後 side ほしいです (2021年4月30日 19時) (
レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 後名前がわかったら zm｢あ｣ 見たいなん欲しいです (2021年4月30日 19時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
宇琉夜ハル(プロフ) - 出来れば夢主のセリフ『』こうしてください 時間があればでいいんで (2021年4月30日 18時) (レス) id: c64b9591b6 (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 晴さん» それは良かったです！！ありがとうございます！めちゃくちゃ遅れましたが見てますよ！！！頑張ります！！！ (2021年2月21日 20時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
叶子(プロフ) - 通りすがりの亀さん» 最初はその予定でしたが、主人公が後悔することのないようにヘイトを向けさせて上層部をクズに仕立てあげました(^^ ありがとうございます！頑張ります！！！ (2021年2月20日 21時) (レス) id: 9eb6eeed7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：柚
| 作成日時：2021年1月31日 9時
