可愛い方がいいでしょ？【ハイキュー】 (ページ12)

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十一話だよ♪ ページ12

「先輩、ちょっといいですか？」

帰ろうとしたら国見くんに呼び止められた。
何の用があるかなんてもちろんわかってるよ。
冬峰さんのことでしょ？

『確か、国見くんだよね？何かな？』

「冬峰のことなんですけど、正直言ってあいつ仕事してるんですか？？」

ほら、ビンゴ♪
私はえっ、と驚いた顔をする。

「あいつが作るドリンクいつも濃すぎてまずいのに、今日はみんな美味しかったって言ってました。
冬峰は2人で作ったって言ってましたけど、それならみんな美味しかったてのはおかしいでしょう？
もし、春咲先輩が教えたのだとしたら、試しに飲んでみたりしますよね？？初めて作った人の作り方を試すんですから。なのに、文句は無し、とあいつは言ってました。
なので、あいつが仕事を押し付けてきたのかと思ったんですけど。」

なかなか鋭いのね♪まさかここまで考えていたなんてねー。

『うん‥。冬峰さん、ドリンクの作り方教えてもらってないのに、記録やるね！っていって体育館に戻っちゃって‥。
それで、頑張ってネットで調べたり、たまたま必要で朝コップを買ってたから、それで飲んでみたりして作ったんだ‥。
記録も大事な仕事だとは思うけど、初めてなんだし一緒にやってほしかったな、なんて‥。』

「やっぱり、あいつ先輩に押し付けてたんですね。
断ろうとしている先輩に無理やり誘ってるあたりからおかしいとは思ってたんですよ。及川さんに言ってあいつをどうにかしてもらいましょうか？」

『え？なんで？』

国見くんの言葉を聞いて、思わず声に出しちゃった。

「え？」

あらら、国見くんを驚かしちゃった。
でも、やっぱりなんで？って思うけどな。
だって私

『あれ？体験って1日だけだよね？？』

入部する気ないんだもん。

「はっ！？」

国見くんが驚いた顔をしてる。
いや、でもね？元々体験だけって言ったし、もうやりたいことはやったよ？？

冬峰さんに対する不満を持たせたし、あとは私と冬峰さんの差を感じて辛い思いをしながらやってるのを見るだけでしょ？

なのになんでそんな驚いてるの？
国見くん、私の裏の性格まで気づいてるのに。

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通知いっぱいきてびっくりしましたよ( ﾟдﾟ)
ありがとうございます！！

1人ツッコミですけど、朝たまたまコップを買うってなんでしょうね！？持参で持ってきたコップじゃなくて水筒のコップにすればよかったですね‥。