好きすぎて困るんだ

9話 ページ9

何で知念がここに…？


｢大貴、何でここにいるの？って思ってるでしょ｣


知念に俺の思ってることがバレた


｢知念が一緒にご飯を食べに行きたいって言ったから3人でどうかなって｣


なるほど


だから知念も待っていたのか


だけど本当は伊野ちゃんと2人で行きたいし、


それにさっき知念が何であんなこと聞いて来たのか気になってモヤモヤするし…


でも、また2人で行けば良いし…


｢良いよ、行こう｣


そう言って、俺たちは店に向かった






｢これ、美味しそうじゃない？｣


｢確かに！知念が好きそうな奴じゃん｣


席について、今どれを頼もうかメニュー表を見ている


だけど前の2人……伊野ちゃんと知念が盛り上がってる


俺の前に伊野ちゃん、伊野ちゃんの隣に知念が座っている状態だ


｢大ちゃん、何頼む？｣


｢俺は何でも良いよ…｣


そう言って、目線を伊野ちゃんからメニュー表に移した


｢分かった、すみません｣


伊野ちゃんは店員さんを呼んで、注文した


｢大ちゃん、疲れてる？｣


｢へ？｣


ぼーっとしてたら伊野ちゃんに話しかけられた

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