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きもち ページ9
srpside
「なるほどねぇ、僕もアキラと同じ考えだよ。」
「好きな人、取られたら嫌だし。」
俺が言われたことを話せば奏斗は少し呆れたように自分の思いを口にした。
「セラにとっての最悪ってなに?」
「え」
急な質問にむせそうになった。
最悪……?
「みんながいなくなる事?」
「なんで疑問形なんだよ(笑)そうじゃなくてAちゃんの事」
「別に、答えは変わらないけど。」
奏斗が何を言いたいのか分からない。
「じゃあ僕が仮にAちゃんを好きだったとして…」
「嫌だ。」
そんなの絶対駄目。Aがもし、なんてこと考えたくない。奏斗だけじゃない、凪ちゃんも雲雀でも
……隣は俺がいい。
「ほら、その気持ち」
「昔がどうとか、そんなの後回しでいーの。軽すぎるのも良くないけどセラは慎重すぎるよ。」
「好きに従順になってみな。振られたら慰めてやるよ!」
「一言余計だよ。」
ありがとう、奏斗。
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作者名:幸 x他1人 | 作成日時:2024年2月11日 19時