きょひ…? ページ4
srpside
「久しぶりの任務ですよA」
『わ〜、内容は?』
「--さん宅の猫がまた逃げ出したみたいで、引き受けてくれますか。」
『もちろんだよ〜夕方頃には見つかるって連絡よろしく』
「凪ちゃん、俺も行っちゃだめ?」
「なに言ってるんですか、貴方はこれから別の任務が控えているんですよ、駄目に決まってます。」
はぁ、とため息をつく俺の相方、四季凪アキラ。
数分前にAと
〈最近はペット逃げ出したりしないね〜〉
〈良い事だけどちょっと暇だよね〉なんて話していた所為なのか、丁度俺の任務と被ってしまったのだ。
「別に掛け持ちできるし。」
「あなたね…!」
わかってる。掛け持ちなんてして任務にボロが出てしまっては俺だけじゃなく、凪ちゃんにも迷惑がかかる。
でも、心配で
Aがいなくなるんじゃないかって、思って。
きゅう、と口を結んだとき、
『大丈夫だよセラフ君』
優しく微笑んだAが俺を言葉で包んでくれた。
そういう所だよ、本当に。
それだけで、その言葉だけでどれだけの人を絆せると思ってるの。
危なっかしくて、俺が守らなきゃって。
大丈夫じゃ安心できないはずなのに君が言えばそう思えてしまうんだ。
「……わかりましたか?セラ夫」
「うん、」
君がいない任務が始まる。
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作者-
全然重い話では無いので安心してください。
ただただAさんが好きなセラおを書きたいだけです
評価、お気に入り登録ありがとうございます!
絶賛迷走中です。やばい!!
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作者名:幸 x他1人 | 作成日時:2024年2月11日 19時