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かふぇ ページ3

srpside

「A、セラお〜!今日も来てくれてありがとうな!作業片付いたからさ、俺も混ぜて?」


お盆には3人分のティーカップ、
自然な流れでいつの間にか空になっていたそれと取替えながらカフェ店員…雲雀は俺達の元へ来た。

『ありがとうひばり〜でも注文してないよ、いいの?』


「いいのいいの!いつも来てくれるお礼って事で!」


にかっ、と効果音が着きそうなほど明るい笑みを浮かべる雲雀にAも頬が少し緩んでいた。


ちょっと複雑…なんてね。俺も大概、彼女の事が好きらしい。


『ヒバリさんは元気?』


「あ〜最近見ないけど元気してるんじゃね?あいつ、なにかあったらすぐ飛んでくるし。」


『そっか、また来てくれないかな〜お話したいんだ。』


ヒバリさん…というのはどことなく雰囲気が雲雀に似た鳥でAに凄く懐いている。

1番の理由としてはAが動物と会話ができるから。



理由を聞いた事があるが、なんか家系的にそうらしい。


「だな!セラおは最近どうなん?」


「相変わらず猫探しばっかだよ、まぁ平和なのはいいことだけどね。」

猫と戯れているAは可愛いから存外悪くは無い


『動物の捜索系はわたしがいるから即解決なんだよ〜』

えっへん、と胸を張りながら雲雀に自慢をしている


「そっか〜偉いなAは!よぉし雲雀お兄ちゃんが撫でてやろう〜!」


『わぁいありがとう雲雀お兄ちゃん〜』


微笑ましいと複雑な気持ちがぐちゃぐちゃに入り交じって
誤魔化すように俺は紅茶を飲み干した。

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作者名: x他1人 | 作成日時:2024年2月11日 19時

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