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はなすのゆうき ページ11

srpside


「僕これから雲雀に用事あるから、Aちゃんをよろしくね」


奏斗にアドバイス?を貰ってから世間話を数分、ふと時計を見てそう言った。
どうやらZeffiroの人手が足りないらしく、手伝いに行かなければならないらしい。

「わかった。」

「うん。しっかり話すんだよ、絶対大丈夫だからさ。」


大丈夫、なんて誰にも保証出来ない言葉だけどなぜか安心できたんだ。





「あ、まだ寝てる」


奏斗を見送ってから食器を下げたりで部屋に行くのが遅くなったけどまだ寝てたみたいで良かった。
ごろん、とAの横に寝転がる。背中に伝う床の冷たさが心地よかった。


こんな俺でも良いのかな、なんて考え出したらキリがないから、Aが起きたらちゃんと話をしよう。と心を決めたとき


『ん、ぅ』


小さく寝返りをうったAの手がぺし、と俺の胸元に当たった。


『あれ、なんか当たった……?』



話さなきゃ、頑張るんだ俺

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作者名: x他1人 | 作成日時:2024年2月11日 19時

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