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「･･･あの、カルマさん･･･？」
業「ん？ 何？」
「･･･これから何するつもりですか？」
業「言ったじゃん。Aちゃんの事寝っ転がらせてあげるって」
「･･････」
最後の足掻きとして質問するけど、答えは意味不明なものしか帰ってこない。
うん、完全にオワタ。
業「大丈夫、痛い事はしないから」
「うん･･･でもカルマ━━━わっ･･･」
急に肩を押され、恐怖で目を瞑る。
数秒後、何も起こらない感じだったので目を開くとカルマの顔がいつもより近い距離にあった。
「･･････っ/////」
最初の数秒は何を思ったのかただカルマの顔を見つめていた。
その後顔が赤くなる。
いや、そりゃあそうなるよね？！
人の顔が近い距離にあったら誰だって赤面になるでしょ？！
それも男子！ 異性！
何この状況？！
世に言う“床ドン”とか言うやつですか？
もの凄く恥ずかしいんですけど！！！
「･･･ぁ･･･ぇ･･････」
上手くの言葉も発せないし、体も硬直して動かないし･･･。
もうどうして良いのかわからないよ！
業「あはは･･･赤面のAちゃん、可愛いね」
「？！ /////」
追加、この人の心理もわからない。
「･･････あ、あの･･･カルマ･･･」
何とか落ち着きを取り戻しカルマに声をかける。
業「ん、何？」
「･･････この、状況は･･･」
業「Aちゃんが寝っ転がってるね」
「･･････」
いや、違うでしょ！！
完全にアナタが私の事押し倒してますよね？！
「･･･あの、そこをどいてもらう事は･･･」
業「えー何で？ もう少しこのままでいようよ」
「いや、でも･･･勉強･･･」
業「安心して、俺が優しくエスコートしてあげるから」
「･･････」
何言ってるの？！ この人！！
テンションが可笑しい！
カルマじゃない！
「･･････っ･･･とにかくどけてっ･･･！」
今出る力を全部出してカルマの事を押すけど、カルマは微動だにしない。
無力すぎるよ私！！
「っ////」
業「･･････うん、もう良いよ。
起き上がれる？」
と、カルマが私の上から退け、優しい声で手を差し伸べた。
「･･････」
でも、この手掴んで起き上がったらまた何かされそう･･･。
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鶴 - 更新楽しみにしてるので頑張ってください！ (2019年1月23日 17時) (
レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
十五夜 咲良(プロフ) - めっちゃ面白い更新はよ (2019年1月14日 14時) (レス) id: 55a2b59901 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：淳月 | 作成日時：2018年8月20日 17時
