【暗殺教室】能ある猫は秘密が多すぎる (ページ9)

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業「まぁ良いや。

とりあえず、飲み物入ったし勉強始めよっか」

「･･･そうだね」

本当はイジってあげようかと思ったけど、辞めといた。

「はい、コレ。一応テスト期間のノート持ってきたから良かったら参考にして」

業「･･･ありがとう･･･」

部屋の中心にテーブルがあったからそこに持ってきたものを一通り出した。

今思ったけど、結構な量バッグに詰めてきてたんだな･･･。

業「凄いね･･･コレ、全部Aちゃんがまとめたの？」

「うん」

業「･･････」

私のノートを興味深そうに読み込むカルマ。

意外。

カルマって勉強とか嫌いだと思ってたけど、今の姿見てると案外普通の男子って感じ。

カルマがノートを読み終えそうになかったため、勉強道具を広げて勝手に始める。

数分後、ノートを読み終えたカルマも勉強を開始した。

途中互いに質問し合いながら私とカルマの勉強時間は過ぎていった。

━━━

「･･･はぁ～･･･」

数時間後

少し息抜きをと思って床にねっ転がろうとして、ここがカルマの部屋だと言う事に気付き思い止まる。

と･･･

業「遠慮しないで、普通に寝っ転がって良いよ」

「･･･いや、大丈夫」

業「あぁそう。

･･･じゃあ俺が寝っ転がらせてあげる」

私の動きを見ていたのか、カルマが声をかけてきた。

でも人の家だからそんなに堂々と寛げないから断るとカルマが怪しい笑を浮かべながらこっちに近づいて来た。

「･･････ぇ･･･」

待って･･･何されるかわからないけど、怖い！

あ、何されるかわからないから怖いのか･･･。

━━━じゃなくて！

「か、カルマ･･･？何する予定？」

業「ん～、面白い事♪」

「･･････」

いや。絶対危ない事だよね？

この笑顔、絶対何か企んでる！！

危険！

SOS！！私の危険察知警報が作動してるよ！！

とりあえず地味にカルマと距離を取る。

といってもカルマはこっちに歩いて来てるのに対して私は座ったまま後ずさりしてるわけで･･･

当然、１回に進む距離はカルマの方が長いわけで･･･

業「何で逃げるの？」

「あ、いや･･･その･･･」

笑顔を崩さないまま私の目の前に座るカルマ。

･･････あ、オワタ･･･。

サラバ平和な時間。

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