【暗殺教室】能ある猫は秘密が多すぎる (ページ28)

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･･････やっぱ二人って似てる･･･。

と言うか、ほとんど瓜二つやん。

この子達、本当は生き別れの兄弟なんじゃないのか？

業「Aちゃん帰るよ」

「･･･えっ、早くない･･･？あー･･･またね、学っくん」

と、急にカルマに手を引かれ、驚いてるまま学っくんに別れの挨拶をした。、

そして、その流れで手を繋いだ(と言うか手首を掴まれてる)まま再び帰路に着く。

「･･･ねぇ、カルマ。学っくんと何かあったの？」

業「んー？何で？」

「だって何か･･･さっきの行動、学っくんから私を遠ざけたように感じたから･･･」

今だって手首握る手に力こもってるし。

業「ふーん･･･そういうのはわかるんだ･･･」

「･･･(ん？)･･････？？」

んん？

カルマは何を言っているのかな？

業「Aちゃんってさ、鈍感なのか天然なのかわからないよね」

「･･･カルマ･･･？何言ってるの？」

業「･･･実際のところ、浅野クンの事どう思ってるの？」

「え･･･？

･･････学っくんの事は友達だと思ってるよ･･･？」

･･････何で？

何でそんな事を聞くの？

業「ふーん。

･･････じゃあ、俺の事は？」

「えっ･･･、カルマは･･････」

“友達だよ”

「ともだち･･･」

あれ･･･

何だろう。

何かが引っかかって“友達”って言葉が小さくなっちゃう。

何で･･････

業「━━━ゃん、━━━ちゃん！ Aちゃん！」

「･･･!! ふぇ？！な、何？！」

業「大丈夫？」

「･･･え･･･大丈夫だよ･･･？」

てか、“ふぇ”って何･･･。

“ふぇ”って･･･ww

業「そっか、良かった。急に止まったかと思えば何か凄く思いつめた顔してたから･･･」

「･･･あぁ、ごめん･･･」

私いつの間にそんなに･･･。

業「･･････さっきの質問は忘れて」

「･･･あ、うん。わかった･･･」

業「あと、鯖缶煮オレ飲まないの？」

「えっ？！飲む！！」

カルマの事を友達として思ってないなら

どう思ってるんだろう。

友達じゃない＝嫌い

ええ？！？！

私、カルマの事嫌いなの？！

いやいやいや、ナイナイナイ！！！

･･････じゃあ、嫌いじゃないなら･･･

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