【暗殺教室】 能ある猫は爪を隠しすぎる

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「･･････お姉さん━━━オマエ、偽物でしょ？」




女性だけが感じる殺気を出す。


そして、そのまま言葉を続ける。




「死神って人によって見える姿が違うって言うから最初はアンタの事信じたけど･･･でも、その様子だと本当に私の事知らないみたいだし･･･」



ﾐｭｰｽﾞ「･･････」




さっきから私の問いかけに何も言葉を発さない女性。



こりゃあ、図星ですね･･･。




「･･････それでも、自分を死神だって名乗るなら･･･良いよ、私が相手(おもちゃ)になってあげる。

ただ･･･


おばさん(・・・・)が負けたら、死神だなんて一生名乗らないでね ((ﾆｺ」




そう、殺気を込めた満面の笑みで私は言う。




烏間「Aさん、辞めた方が━━━((殺せんせー「烏間先生、Aさんなら大丈夫です。きっと･･･」


･･････」



ﾐｭｰｽﾞ「━━━よ･･･」



「 ？ 」




ん？


今この人何て言ったの？




声が小さすぎて聞こえなかったんだけど･･･。




ﾐｭｰｽﾞ「私は･･･おばさんじゃないわよ！」



「･･････キレるとこ、そこ？！

━━━って危なっ！」




何を言い出すかと思えば･･･まぁ、今のは私が悪かったね。

すみませんでした。




･･････でもさ、勝手に死神って名乗ってる方も悪くない？



数週間だけだっけど、私が弟子入りした人だよ？


関わりは短かったけど、それでも勝手に師匠(センセー)の名、名乗ってもらってはこまるなぁ･･･。



師匠(センセー)は気にしないかもしれないけど･･･私はたくさんの事を教えてくれた人(センセー)を汚してほしくないから･･･。









━━━




「Aは体が柔らかいですね」



「･･････ソレ、どういう感じで捉えれば良いの？」



「柔軟性があるという意味です。それに加えて身体能力も高い。


Aは戦っている姿がとてもリズミカルです」



「･･･う〜ん･･････そうなんだ･･･」



「はい。

まるで１曲のダンスを踊っているよう。リズミカルで美しい戦い方をしている」



「それって、私は暗殺者に向いてるって事？」



「さぁ？ それは自分の好きなように捉え方をしてください。


ただ、私が言える事は･･･自分にもっと自信を持って良い━━━」



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