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業「普通の人ならそれは間違ってますねぇって指摘受けるんだろうけど、Aちゃんの場合はそれで結果出してるもんね〜。
だから昨日まで本校舎にいれたんだろうね」
「あぁ、なるほど・・・。そういう事だったんだ」
業「そう思わなかったの?」
「うん。ふつーにりじちょーの気まぐれかと・・・」
ほら、大人って気まぐれな人多いじゃん?
日によって言う事違ってたりするし。
あーいうの聞いてるとイラッってくるよね。
人に何か物事を躾るならちゃんと筋の通った事言えって思っちゃう。
業「気まぐれ、ねぇ・・・。あの人に限ってそれは無いと思うよ?」
「そうかな? まぁどっちでも良いや。
カルマは? カルマはよく授業サボるの?」
業「うん、まぁ〜ね」
やっぱりそうなんだ。
「何で授業サボってるの?」
業「ん〜俺は・・・気まぐれかなぁ・・・」
「気まぐれか・・・」
やっぱそうだよねー。
授業サボるのに特にこれっていう深い理由なんてないんだよね・・・。
やっぱ、カルマに対して親近感湧くわ。
業「さっ、着いたよ。ここがオススメのサボりスポットのひとつ。それでもって、俺がいつもサボりに使ってる場所」
「へぇ〜、結構良いかも・・・」
カルマの後を付いて行くと広い空間に出た。
そこは場所も広く、地味にスリリングが味わえそうな所もある。
業「でしょ。
さて、ここでAちゃんに問題」
「はい、何でしょう」
業「俺、停学くらってたからみんなより少し遅く
で、問題はここから。俺は停学明けの初日にここで殺せんせーにある方法で暗殺を仕掛けたんだけど、その方法が何かわかる?」
停学。
まぁ、最初から薄々感じてたけど・・・カルマってイイカンジにヤンチャな子なんだね・・・。
それで、殺せんせーに暗殺を仕掛けた方法だっけ・・・?
ん〜、結構難しいな・・・。
「・・・・・・そこの崖から身投げしたとか・・・?」
な〜んて、冗談で言ってみる。
だって普通の人ならそんな事しないでしょ。
あの崖、そこそこ高いし・・・。
流石のカルマも━━━
業「・・・・・・凄い、せーかい。凄いね! Aちゃん」
「・・・ぁ・・・・・・」
ここに阿呆がいた。
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千影(プロフ) - 風香さん» 感想ありがとうございます!誤字は読み返してる度に直してるんですが見落としがちなので、教えていただきありがとうございます。少しずつ直していきますね (2018年8月28日 16時) (レス) id: 89ce5d6073 (このIDを非表示/違反報告)
風香(プロフ) - とても面白いです。でも、誤字が多いなと思ったので、そこを直してみると読みやすいです。上から目線でごめんなさい。 (2018年8月27日 21時) (レス) id: 8c247635bb (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - 真美さん» 了解です! (2018年3月18日 15時) (レス) id: 89ce5d6073 (このIDを非表示/違反報告)
真美 - 千影さん» ありがとうございます。 あの…次に読みに行ったら私の作品のコメント欄で感想をお願いします。 あとからすみません… (2018年3月18日 15時) (レス) id: 76272ba197 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - 真美さん» 真美さんの作品読みました!とても面白い作品で、先が気になる展開でした!!真美さんも更新頑張ってください。応援してます!! (2018年3月18日 15時) (レス) id: 89ce5d6073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:淳月 | 作成日時:2018年3月18日 14時