WESTと暮らしてみますか？ (ページ50)

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あなたside

本当は、のんちゃんと流星くん

めちゃくちゃ深い闇やって

2人で迷宮入りにしていた

でも、自分たちの気持ちを軽く言われて

悲しくて泣いたのと怒って気づいて

スッキリした様子

実際、泣いてたのんちゃん

もっと俺の気持ちを聞いて！わがままきいて

って絡んできていた…

流星くんは、私を殴ろうとしたことを悔いて

うじうじ、項垂れて1人でブツブツ

呟いていた…

お面とれた今では、ちょっと…

言ったらきっと怒られるけど

鬱陶しい笑

でも、彼ららしい気もする

『さぁ、自分の部屋に行ってご飯待っててね』

望「え、どこいくん？」

流「いやや、まだおって」

『ご飯作らないとなの、早くほらほら』

無理やり部屋から追い出す

2人は、文句を言いながら部屋へ

私は、キッチンへ

『かーみちゃん』

神「ん？」

『遅くなってごめんね』

神「ええよ、新メニュー出来た？」

『ん〜、それは、まだかな汗』

神「試作品出来たら食べさせてな？」

『もちのろん笑
いつも、ご飯作ってくれるからね』

神ちゃんとうだうだ言いながら

ご飯を作る

一緒にご飯を作ってると神ちゃんの素顔が見られる

面白くて、楽しくなってくる

でも、集中するとぼーっとくらい顔をみせる

『…みーちゃん、神ちゃん！』

と、肩をトンと叩くと

ハッとして、身構えられた…

神「あ、ごめん…ほんで、なに？」

『あ、味見して欲しくて…どう？』

お茶碗のお出汁を飲んでもらう

「OKやで…」

と、言うとポロポロと涙を流していた

『どうしたの？神ちゃん』

って聞くと、あぁ、なんでもないって目を擦る

神「さぁ、みんな呼んでくるな、」

と、キッチンから出ていってしまった

きっと、"あの日"のことを思い出したのだろう

神ちゃんに関しては、本人から語られるまでは

黙っていることにする