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ページ8

あなたside

重岡大毅さんが出ていった部屋は異様に静かだった。









「店長...今日でバイト辞めさせてください」

途方に暮れていた私を拾ってくれた恩人とも言える優しいマスターに挨拶をする。

「それは...どうしてだい?」

「家の用事で引っ越すことに...」

「...そうか。元気でね」

「ありがとうございます」




ごめんね、淳太くん。

貴方が本当の事を知ってしまったら、
淳太くんは私に一生縛られることになってしまう。









































どうか、私の事など忘れて幸せになって下さい。

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作者名:ひめ | 作成日時:2018年1月14日 20時

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