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side.篤人
車を降りて マンションに入ろうとすると あの音が聞こえてきた
コマーシャルなんかでよく聴く曲、
麻「カノン....かな」
「そんなこと知ってるの?」
横を見ると、麻也は マンションを見上げていた
麻「上から聞こえる」
麻也が指を指したのは マンションの3.4階あたり
俺は、音に聞き惚れていた
空は赤くなっていて
珍しく雲は空から無くなっていた
太陽が、 この音を欲しがっているように
麻「あれ? あの子じゃない?」
空に見とれていると 麻也が手を振っていた
3階 の窓際で丸い楽器を吹いている女の子
でも、女の子というよりかは 女性という方が相応しいような 綺麗な人
俺も、手を上げて振ると 彼女は遠慮しながら 小さく振った
その姿が 可愛らしくて 美しかった
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作者名:とうふ みゅうな | 作成日時:2017年6月18日 20時