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side.A
楽になったけど、無理に思い出した嫌な記憶のせいで目の前がぼやけた
もっと愛されたい
もっと話したい
普通の親子になりたい....
なんど願ってきた事だろう。
久しぶりに流した涙、初めて吐き出した思いがすっきりさせてくれたのか 気持ち悪くさせたのか...
俯いて 涙を流した
すると体を暖かい何かが包んだ
それが、人だと気づくのに時間はかからなかった
篤「じゃあ、お母さんが愛してくれなかった分 俺が愛すよ? 」
『え...?』
篤「もうさ、 音に惚れたとか言うのやめた。 俺さAに惚れてるんだよね....」
顔を見上げて 篤くんの顔を見ると 彼はちょっと微笑んでた
言葉の意味がうまく理解出来なくて
脳内はパニックを起こしていたけど
そのパニックはすぐに解けた
唇に何が当たったかは 考えなくてもわかる...
篤「好きだよ....」
『うん。大好き....』
またもう1度 抱きしめあった
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作者名:とうふ みゅうな | 作成日時:2017年6月18日 20時