story1* ページ2
手越side
その日、俺は絶不調だった
サッカーの仕事で
海外を行ったり来たりして
レギュラー番組に
個人の撮影、
それにプラスして
年末だから
NEWSでの歌番組も多くて
目まぐるしく
毎日がすぎてって
疲れちゃったんだ
「…っ、…」
もちろん、それは
俺だけじゃない
みんなそう
特にシゲは
ドラマがあったから
小説をかくことに
焦ってる
いつもより荒いタイピング、
イライラしてるから
たまに足で床を鳴らす、
嫌な音、こわい音、
いっぱい、いっぱい、
聴こえて…
どくんどくんと
心臓がいう
ここから離れなきゃ、
そう思うんだけど
体が固まって動けない
金縛りにあってるみたいに
「…はっ、…はぁっ、」
まっすーに手を引かれて
廊下にでた途端
いつの間にか止めていた
呼吸を思い出した
「大丈夫？…じゃないよな。
シゲに俺が
言ってきてあげようか、？」
背中を撫でられて
ゆったりとした大好きな声が
耳を通る
俺がこうなっちゃうとき、
まっすーは
いつも以上に優しい声で
話しかける
俺はその声に
ひどく安心するんだ
「ゆう、聴こえる？」
「ん、聴こえるっ、
シゲには、言わないで、…
頑張ってる邪魔、したくない、」
まっすーは俺を思って
言ってくれてる
それはわかってる、
でも、俺なんかの
わがままで
シゲのやりたいことを
止めたくない、
俺は、
みんなの足を引っ張るの
だけは絶対に嫌なんだよ
きっと、
まっすーも俺のそんな気持ちを
わかってる
「そ、」
冷たくみえるその返事は
本当はすっごく
あったかいの
まっすーはそれ以上なにも
言わないでくれて
時間になるまで
一緒に静かな廊下で
隣にいてくれた
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キツネさん(プロフ) - ていさん» なんという幸せっ泣 ありがとうございます！頑張ります！！ (2019年3月24日 0時) (
レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 更新嬉しいです！初期の頃から読ませていただいております。これからも楽しみにしております^_^ (2019年3月24日 0時) (レス) id: c764ff513e (このIDを非表示/違反報告)
キツネさん(プロフ) - るかさん» るかさん！私こそ、るかさんの文才尊敬してます！(><)AVALON楽しみにしてますっっ 嬉しい！頑張ります！ (2019年3月23日 21時) (レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
るか(プロフ) - 本当に大好きな作品だったので長編を書いてくださるのが嬉しいです…！素晴らしい文才で尊敬してます、、頑張ってください！ (2019年3月23日 20時) (レス) id: 6bd7c49b43 (このIDを非表示/違反報告)
キツネさん(プロフ) - ゆいかさん» やばい、ご期待に添えるかわかりませんが笑 頑張ります！！ (2019年3月23日 12時) (レス) id: f0c4b84669 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：キツネさん | 作成日時：2019年3月22日 21時
