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手越side



「てごしー?どうした?」



けぇちゃんに顔を覗かれて
ハッとする



昨日のことが頭を離れないで
ずっとどきどきが止まらなくて


隠そうとしてつい、
表情が抜けてしまうんだ





「大丈夫?疲れてんの?」



シゲまで心配し出しちゃって、

必死に首を振る




全てを知ってるまっすーは
なんだかドヤ顔で
知らないふりをしてて
助け舟くらい
だしてくれてもいいじゃん!




「大丈夫っ、なんもないよ」




本当は全然大丈夫じゃない、


なんもなくない、




ちょっと離れたとこで
雑誌を読んでたまっすーが
こっちを向いて目が合う



顔があつくなって、
自分でも赤いってわかるよ


なんなんだよ!

好きって言ったのお前だろ!


どきどきしてるのは、

こんなぐちゃぐちゃな気持ちなのは、

俺だけなの?





「お前っ、本当に大丈夫かよ、
顔赤すぎ、熱あんじゃねーの?」


「わっ、耳まで真っ赤だよ」





指摘されるともっともっと
恥ずかしくなって


頬を両手でおさえる



「やっぱり、ぐあい、わるいかも」



いろんな意味で…、

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設定タグ:テゴマス , BL , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:キツネさん | 作成日時:2019年1月2日 21時

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