こわくないよ。３

・ ** 肺炎 ページ48

このままリクエスト続けます




シゲ視点



あのまま手越は
目を閉じて

静かに眠り出した


もともと
薬を打ったから意識は
ぼんやりしてたんだけどな。



たまに苦しそうに
咳き込むけど
起きることなく今日まで
眠れてる


夜中もずっとここにいた
小山と、一旦帰って
家で寝てきた俺は
さっきバトンタッチして

今はふたりきり。



汗を拭いたり
苦しそうな音を出す胸を撫でたり


できるのはそのくらいだけど

目が覚めても
誰かがそばにいたほうが
絶対いいからさ



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「っ、ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」


さっきまでみたいに
ゆっくり胸を撫でるけど
咳がとまらなくなった


からだを起こして
空気を取り込みやすくする



「っ、ｾﾞｪ…ﾊｧ…ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ」


ずっと気になってた
ぜぇぜぇいってる胸の音も
酷くて

でもぐったりした手越の
体を支えるのに
手が塞がってるから
ナースコールもできない


「シゲｯ、ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯｾﾞｪ」


「あ、起きた？
ちょっとベッド寝かすからな」



目を覚ました手越を確認して
声をかけながら
寝かせる


「ｾﾞｪ…ｯ…ｹﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ、」



苦しそうな音を聞きながら
ナースコールをすぐに押して


咳が酷いんで
来てくださいと冷静に伝えた






…………


最近タイトルに合ってない
話ばかりでごめんなさい！





気管支炎によくなる手越くんは
たぶんリアルに
気管支弱いんだろうな…



肺炎も絶対苦しい…っ、


今年の冬も気をつけて！！

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